7月22日(金)に公開となる『劇場版 仮面ライダーリバイス/暴太郎戦隊ドンブラザーズ THE MOVIE』の劇場版ゲストキャスト第1弾が発表された。毎週日曜日午前9時よりテレビ朝日系にて放送中の『仮面ライダーリバイス』は、主人公の五十嵐一輝(前田拳太郎)が大切な家族を守るため、一輝自身に宿る悪魔のバイス(声・木村昴)と契約を結ぶ。これによって一輝は「仮面ライダーリバイ」に、バイスは「仮面ライダーバイス」に変身。人間と悪魔がバディを組んだ“1人で2人”最強コンビの仮面ライダーが戦う姿を描いた、仮面ライダーの生誕50周年記念作品だ。そして、3月6日より放送開始となったスーパー戦隊シリーズ第46作『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』(毎週日曜9:30~10:00 / テレビ朝日系)は、日本の昔話『桃太郎』をモチーフにした作品。主人公の桃井タロウがドンモモタロウ(レッド)に変身し、お供であるサルブラザー(ブルー)、イヌブラザー(ブラック)、キジブラザー(ピンク)そしてオニシスター(イエロー)とともに人間の欲望から生まれるモンスターに立ち向かう。ルックスもチームワークも凸凹で“超個性的・クセ強な”いまだかつて見たことがない異色のスーパー戦隊作品である。このたび、『劇場版 仮面ライダーリバイス/暴太郎戦隊ドンブラザーズ THE MOVIE』の第1弾ゲストキャストが発表され、『劇場版 仮面ライダーリバイス』に八嶋智人、藤森慎吾、立石晴香、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ THE MOVIE』に島崎和歌子、姜暢雄、岸田里佳が出演することが決定した。仮面ライダー作品初出演となる八嶋は、ある人物の悪魔で、過去に宿主の元から逃亡し無関係な人間の肉体に宿ることで行方をくらましている外海雅人 / シック(人間態)を演じる。現在テレビ放送中の『仮面ライダーリバイス』の“変身ベルト”の声も担当している藤森はシック(悪魔態)の声も担当。そして立石は出産を間近に控えハイジャック事件に巻き込まれてしまう妊婦・竹田由芽を演じる。立石は2016年放送の『動物戦隊ジュウオウジャー』にジュウオウタイガー / アム役で出演しており、ニチアサ作品の劇場版へ満を持してのカムバックとなる。一方、「映画の中で、映画を製作する!?」という誰も予想出来ない展開が待っている、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ THE MOVIE』では、映画のプロデューサー・三枝玲子を、島崎が、黒岩監督を姜が演じる。島崎は主人公・いぱねま役で1989年の『魔法少女ちゅうかないぱねま!』に出演して以来、姜は、2002年放送の『忍風戦隊ハリケンジャー』 で霞一鍬 / クワガライジャーを演じて以来の特撮作品出演だ。さらに、桃井タロウと鬼頭はるかが、劇中で荷物を届けに伺った配達先の心優しいお客さん役として、岸田が登場。岸田は1991年放送の『鳥人戦隊ジェットマン』で鹿鳴館香 / ホワイトスワンを演じており、こちらも久しぶりの特撮出演となる。<出演者コメント全文>八嶋智人仮面ライダーの初回が1971年ですから、その歴史は僕の人生とほぼ同じ。今まで平行線を辿り、交わる事のなかった時間軸が遂に重なった感動の瞬間であります。撮影も非日常の連続!子供にかえって、出演者なのか見学の少年なのか(完全なおじさんですがw)わからなくなっているほどでした。しかし今のライダーの世界観の多様性は、まさに現代の問題にも大きく関わっている。全ての人類に観る事をオススメします!生きる事の難しさ、そしてそれを乗り越える楽しさを心に届けてくれるでしょう!藤森慎吾1 年間ドライバーの声をやらせていただき、その上劇場版にも出演できることを大変嬉しく思います。今回は謎の悪魔役です。 仮面ライダーファンの皆さんに気持ちよく腹を立てていただけるような嫌味全開でやらせていただきました!イヒヒ!!!立石晴香お話をいただいた時は、「大好きな特撮」と「新しい役柄に挑戦できる」という二つの点でとても嬉しかったです。5 年以上前にジュウオウジャーに出演させていただき超スーパーヒーロー大戦にもゲスト出演しましたが、ジュウオウジャー関係なく重要な役どころでキャスティングして頂けたので、嬉しさがありつつも身の引き締まる思いでした。今回、妊婦さん役ということで出産経験のある方々へヒアリングをしてから撮影に挑みました。リバイスは家族がテーマの作品ですが、劇場版では特に「母の強さ」という部分に注目していただけたら嬉しいです。島崎和歌子デビューして間もない16歳のとき、私が初めて主演を務めさせていただいた作品が、東映さんの『魔法少女ちゅうかないぱねま!』でした。今回、こうやってまた特撮作品に呼んでいただけて、とてもうれしいです。衣裳合わせの日には、当時お世話になった坂本太郎監督がわざわざ来てくださったり、懐かしさを感じる瞬間もありました。久しぶりの特撮の現場は、新鮮な驚きがいっぱいでした。きっと素晴らしい映像が仕上がっていると思いますので、この夏はぜひ、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』の映画を、大きなスクリーンで楽しんでください!姜暢雄スーパー戦隊シリーズの映画に出演するのは約20年振りとなります。まさか自分がまた出させて頂けるとは思ってもいなくて、大変驚きました。撮影は当時とは違い(朝早いのは変わりませんでしたが笑)CG等とても新鮮でした。20年振りにお会いしたスタッフの皆様がお元気で本当に楽しかったですし、キャストの皆様はキラキラ輝いていて本当に眩しかったです。皆、素直な良い子たちで、当時の自分は随分と生意気だったんじゃないかなぁと恥ずかしくなりました…笑。久し振りの特撮に心躍り弾けまくったので楽しんで観て頂けたら嬉しいです。岸田里佳最初に劇場版ドンブラザーズのお話を頂いた時は、正直「えっ?私が?!」と驚きました。そして同時に「本当に私で良いの? 出来るの?」という不安もありました。でもジェットマンの時には無かった劇場版、またファンの皆様に見て頂ける機会、そして何と言っても井上敏樹先生脚本の作品。これはどんな役でもやらせて頂こう、こんな素晴らしいご縁に感謝しようと、お受けさせて頂きました。そして始まった撮影では、思わずクスッとなった「小ネタ」が散りばめられています。分かるかしら?その辺りも楽しみにご鑑賞頂けたらと思います。『劇場版 仮面ライダーリバイス/暴太郎戦隊ドンブラザーズ THE MOVIE』7月22日(金)公開
2022年06月05日●素の自分を表現した写真展『動物戦隊ジュウオウジャー』(16)のセラ/ジュウオウシャーク役で本格デビューし、近年では映画『賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』(21)や映画『ハニーレモンソーダ』(21)に出演するなど、女優として活躍の場を広げている柳美稀。今月7日からは、カメラマン・福島裕二氏とタッグを組んだ写真展「柳美稀 × 福島裕二 写真展 -continue-」を、東京・アトリエY 原宿にて開催している(15日まで)。「理想の姿を表現できた」という同写真展への思いとは。写真展タイトルの“continue”には、「女優として大事にしていること」が深く関係していた。○■まさかの写真展に不安も――写真展開催を聞いたとき、どのように思われましたか?「写真展……!? 私で大丈夫なんですか!?」と思ったのが率直な感想ですね。写真集を出すことはあると思うんですが、写真展ってほとんどの人が経験しないことだと思うんです。そんな機会をまさか自分が与えてもらえるなんて思ってもいなかったので、楽しみでもありつつ不安も覚えつつ……複雑な気持ちでした。――職業柄、写真を撮られることも多いと思いますが、そもそも撮影されることは得意ですか?得意か不得意かと言われると不得意だと思います。小さい頃なんかは写真で全く笑わない子だったので。今でこそ、お仕事で撮影していただく機会もあるので、当時と比べたら得意にはなっていますね(笑)! あと、実際にカメラ前に立って気持ちを切り替えれば、得意不得意みたいな意識はないかもしれません。――なるほど。ある種スイッチのようなものがあると。見て頂いたらわかると思いますが、普段はおちゃらけているというか(笑)、どちらかと言うとふわふわした感じの人間なので、そこを上手く切り替えられているのかもしれません。○■自身の秘めたる部分から理想像まで――確かに写真で拝見したイメージとお話ししたイメージは少し違いました! 開催が決まった際のコメントで「素の自分でいられた」とおっしゃっていましたが、今回はいつもと違ってスイッチを切り替えずに臨めたのでしょうか?そもそも私自身、素を出すことが得意ではないんです。特に初対面の方や会って日が浅い方だとなかなか難しい。でも今回の写真展では、それだとずっと同じ写真になってしまうと感じたので、家の中にいるような素の表情や奥底に秘めている部分とか、自分がこういう風になりたいという理想像を幅広く表現してみました。実は撮影の前に一日、福島さんとお話しをさせていただく機会があって、そこで今回はどういう写真を撮っていきたいかという方向性を決めさせていただきました。そのときにじっくりお話しする時間があったので、撮影当日も心を開くことができて自分らしくいられたのかなと思います。――そのおかげで素の自分を表現できたんですね。そうです。福島さんとはその日が初対面だったのですが、福島さんが撮られてきたお写真は拝見していました。アイドルさんだったり、すごくかわいらしい方を撮っていることが多い印象だったので、「イメージ違うけど、本当に私で大丈夫かな?」「私そんなにかわいくなれないぞ……」とそこで思ってしまいました(笑)。――少しギャップがあったんですね(笑)。今回、柳さんがモデルとして選ばれた理由は聞かれましたか?ちょっと恥ずかしくて直接は聞けていないんですけど、撮影の際に「表情がコロコロ変わるから撮っていて楽しい、写真の撮りがいがある」と言ってくださったのが嬉しかったです。○■新たな一面を表現「感じ取ってもらえたら」――とても嬉しい誉め言葉ですよね。また、普段は女優として映像で撮られることも多いと思いますが、写真との意識に違いはありますか?写真の方が私一人のことが多いので、気楽かもしれないです。やっぱりドラマや映画の映像のお仕事の場合は共演者の方がいるので、緊張しますし現場では気を抜けないことがほとんど。でも写真だと直前までフラットにいられるというか、今回もかなり自由に過ごさせてもらいました(笑)。「この音楽流してほしい」とかお願いしたり……。そんなリラックスしている雰囲気のカットもいくつかあります。――一番お気に入りのカットは?横顔のカットです。この光がすごい好きで、目に差し込んでいて雰囲気もありますし、ただ綺麗な写真で終わらないというか。このカットでは、結構考え込んでしまう自分を表現していると思います。同じシチュエーションで撮影されたカットも何枚かあるのですが、どれも考えているような表情が多いです。――お話しさせていただいていると、ポジティブな印象が強いのですが、普段から考え込んでしまうタイプですか?気になることがあると、考えてしまって眠れなることもあります。でも、あるところまで行くと、「ここまで考え込んでもしょうがないや」と急に考えるのをやめてしまう(笑)。たぶん、経験的にネガティブになっても何もいいことがないと途中で気づいてるんだと思います。でも、また何かあったら、それを忘れて考え込んで立ち直って……と繰り返してます(笑)。落ちたら上がるしかないですから!そういう意味でも、ファンの方は明るい私を知ってくださっていると思いますが、まだ見せたことのない新しい私が表現されているので、「実はこういう子なんだ」と感じ取ってもらえたら嬉しいです。●女優としてのこれから○■約4年ぶりのファンとの交流――今回は在廊される日もあるそうですが、ファンの方を迎える心境はいかがですか?ファンの方と直接お会いするのが、写真集を出させていただいたとき以来約4年ぶりになるので緊張しますね。その当時と今回も来てくださった方に「老けた?」って思われたらどうしようとか(笑)。でも素直に嬉しいですね。写真集のときは、皆さんそこで買ってくださったので、感想をその場で聞くことはできなかったですけど、今回は見てもらってお話しができるので、良い感想が聞けたらいいなと思います。また、気になる写真があったら質問してもらえれば「これはこういう雰囲気で~」とかありのままでお答えできればなと思っているので、ぜひお待ちしてます(笑)。○■自身は「王道には向いてない」――今回のタイトルに「continue」とありますが、柳さんが女優として活動を続けていく上で大切にしていることをお聞かせください。今、いただいているのがやんちゃな役が多いんですけど、今まで培ってきたイメージを極められるようにやんちゃ心を忘れずにいたいですね。でも、やんちゃはしてないですよ(笑)? また、こうやってお仕事をいただけているのもファンの方の応援があってこそなので、感謝の気持ちを忘れずに続けていきたいですし、少しでも恩返しできるように頑張りたいです。――今後、挑戦したい役柄は?作品の中で物語をかき回すような、ものすっごい性格の悪い役がやりたいです。そういう役を演じたら、もしかしたら作品を観てくださった方に「あの役の人嫌い!」って思われるかもしれないですけど、そういう風に言ってもらえたらそこまで演じきれた証だと思うんです。嫌われてもいいですから、そこを目指したいです。――どのような役のイメージですか?菜々緒さんみたいなイメージでどろっどろの不倫ドラマとか思いっきりやりたいです。もちろん不倫する悪い役で(笑)。間違いなく嫌われるじゃないですか(笑)。役とはいえ、嫌われるのもすごく勇気のいることだと思うんですけど、だからこそ印象が強く残る。やっぱり、私は王道には向いてないと思うんです。少女漫画のヒロイン役とかキラキラしすぎて恐れ多いというか、私には絶対にできないなと感じます。だからこそ、例えば少女漫画でいうならいじめっ子とか、主人公の彼氏にちょっかい出す女の子とかがいいです。もちろんヒロインでお話しいただけるのであれば喜んでやらせていただきます(笑)!○■憧れの先輩はムロツヨシ――やはり徹底して“嫌われる”役がいいんですね(笑)。今後悪女役のオファーが楽しみです。目標としている役者さんはいますか?ムロツヨシさんです。当たり前ですけど通常のお芝居も上手いのに、アドリブを織り交ぜての面白さを出せるのが本当にすごいなと。いつかムロさんみたいな俳優になりたいです。――福田雄一監督の作品にも今後挑戦できたらいいですよね。そうですね! これからもっともっと頑張っていつかお声がけいただけるようになりたいです。――では最後に理想の女優像をお聞かせください。基本的に自分に自信のない人間なので、「これが私です」と周りの目を気にしないで演じることができるようになりたいし、生きていきたい。最近まで一人でカフェにも入れないくらいだったんですよ。周りの目を気にせず自信に満ちあふれた女優・女性になりたいです。■柳美稀1997年8月24日生まれ、大阪府出身。2016年にスーパー戦隊シリーズ『動物戦隊ジュウオウジャー』でデビュー。その後、ドラマ『ふたりモノローグ』(17)で初主演を務めたほか、映画『賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』『ハニーレモンソーダ』(21)などに出演し、活躍の場を広げている。
2022年05月10日BLコミックスの中でも“名作”と呼び声が高い日高ショーコの人気原作を実写化する『花は咲くか』。この度、本作の主演を「動物戦隊ジュウオウジャー」でジュウオウエレファント/タスク役を演じた渡邉剣が務めることが決定。今回が映画初主演となる渡邉さんは「人気コミックの実写化で主演を演じさせていただけること、とても嬉しく思います」と喜びのコメントを寄せている。■あらすじ広告代理店勤務の桜井和明(37)は、CMの撮影で美しい日本家屋へ赴く。広い屋敷の中、一心に絵を描く青年・水川蓉一(19)と出会う。無愛想な蓉一は美大生で、古くて広い日本家屋に従兄弟たちとともに住んでいた。日々の忙しさに磨耗して「誰かを好きになる」ことすら忘れていた桜井だったが、偶然が重なり水川家へ通ううち、やがて蓉一自身に惹かれていく。一方、絵を描くこと以外に一切興味を示さなかった蓉一もまた、自分よりずっと年上の桜井のことが気になって仕方ないのに、2人の距離は一足飛びには縮まらない。ひとつひとつ確かめ合うような日々を経て、桜井だけに花が綻ぶような笑顔を見せるようになっていく蓉一。次第に距離が縮まっていくのを実感していく2人だったが、その矢先、桜井に大阪転勤の辞令が――。■ネクストブレイク必至!渡邉剣が映画初主演原作は、累計発行部数35万部を超え、「このBLがやばい!2016年度版」で4位に輝き、「こんな恋がしてみたい…」と多くの読者が萌えた日高氏の同名コミックス。本作は、初めて人を好きになったあの胸の締め付けられるような切ない想い、誰もが一度は経験する「恋」の葛藤を描く、“年の差カップル”の純愛ラブストーリーだ。今回主演を務めることが決定したのは、スーパー戦隊シリーズ第40作「動物戦隊ジュウオウジャー」でジュウオウエレファント/タスク役に抜擢された渡邉さん。「世にも奇妙な物語’17 春の特別編」で注目を集め、「KinKi Kids」が出演する「ぼくらの勇気 未満都市2017」への参加、さらに10月放送スタートの井上真央主演ドラマ「明日の約束」ではレギュラー出演が決定するなど、いま注目の若手俳優のひとりだ。そんな渡邉さんが演じるのは、18歳年上のサラリーマンに惹かれていく美青年・水川蓉一。ぶっきらぼうで寡黙な美大生だった青年が、年の差、同性同士という戸惑い、社会人と学生という立場の差を飛び越え、真正面から好きな人にぶつかっていくという難しい役に挑戦する。■意気込みコメント到着!役者人生で初のキスシーンも渡邉さんは、「『花は咲くか』を読ませていただいたときに、年の差のある男性同士がお互いに惹かれていく様子がとても素直で純粋だなと感じました。あまり人と話さず、感情を表にしない蓉一と自分がどこか重なる部分がありました」と役との共通点を語る。また、「この作品の肝となる『好き』ということを表現をする際に、自分自身が初めて恋をしたときを思い出しながら演じました」と自身の体験をふり返りながら演じたそう。見どころについては、「2人が徐々に惹かれ合い恋心へと変わっていく所や、戸惑いながらもようやく気持ちが分かり合えた2人が初めてキスをするシーンにも注目して見ていただけると嬉しいです」と話しており、渡邉さんの役者人生で初のキスシーンは必見だ。『花は咲くか』は2018年春、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年09月22日桐谷美玲、水川あさみ、成田凌、町田啓太が出演する4月スタートの木10ドラマ「人は見た目が100パーセント」に、「動物戦隊ジュウオウジャー」のジュウオウイーグル/風切大和(レッド)役で人気を集めた中尾暢樹が出演。成田さんの後輩にあたるイケメン美容師を演じることになった。本作は、現代女性のリアルな心情を描いてきた大久保ヒロミが手がけるコミックが原作。2014年から女性コミック誌「BE・LOVE」(講談社)で連載がスタートし、2016年までに単行本を4巻刊行。「VOCE」「with」といった女性誌で、作中の主人公たちを表す「女子モドキ(JSM)」特集が組まれるなど、多くの雑誌に取り上げられ、10~40代という幅広い層の女性から圧倒的な支持を得ている。主人公は、製紙会社に勤務する真面目で見た目はさえない理系女子の研究員、城之内純(桐谷さん)。研究に没頭するあまり、「女子力」や「美」に背を向けた人生を歩んできた彼女が、自分は「女子」ではなく「女子モドキ」なのかもしれないということに気がつき、研究室の同僚女子、前田満子(水川さん)、佐藤聖良と一緒に3人で流行のメイク・ファッション・美容など「美の特別研究」を始めていく…というストーリーだ。いま注目のキャストたちが勢揃いする本作に新たに参戦するのは、2016年度スーパー戦隊シリーズ第40作品「動物戦隊ジュウオウジャー」にて、主人公のジュウオウイーグル/風切大和(レッド)役で鮮烈デビューを果たした中尾さん。子どもたちからの人気はもちろん、19歳の若さながら漂わせる色気に、ママ世代からも熱い視線を集めた。今回は“戦隊ヒーロー”以来、初のドラマ出演となり、主人公の純と恋に落ちる美容師・榊(成田さん)の後輩・岡部役に。成田さんと中尾さんで演じるイケメン美容師コンビもまた、注目の的となりそうだ。<中尾暢樹 コメント>1年間、主演で参加させていただいた「動物戦隊ジュウオウジャ―」を終えてから、初めての連続ドラマ出演となるので、監督、キャスト、スタッフの皆さんとの1つ1つの出会いを大切に役に対して自分らしく演じていきたいと思います。元々、原作を読ませていただいていたので、あの真面目な研究員のお三方がドラマになってどうなるのか…僕も楽しみです!素敵なキャストの皆さんに囲まれるので、その中で若手ならではの風を吹かせられるよう頑張ります!放送日まで楽しみにしていて下さい!<プロデューサー草ヶ谷大輔氏 コメント>「動物戦隊ジュウオウジャー」で主演を務められ、日本中の子どもたちのヒーローであり、お母さんたちからも人気のある中尾さんに今回初めてお洒落なイケメン美容師役に挑戦していただきます。桐谷美玲さん演じる純をはじめとする「女子モドキたち」と、中尾さん演じる岡部がどのように関わっていくことになるのか、物語の展開にもご注目下さい。この作品に中尾さんのエネルギッシュな新しい風を吹かせていただけると期待しております。木曜劇場「人は見た目が100パーセント」は4月期より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年03月06日環境の変化が苦手なアスペルガーの娘。克服できてきたと思ってたけど…出典 : 発達障害を抱える方の特性の一つに「環境や状況の変化が苦手」というものがあります。スケジュールの変更を受け入れられない、決まった道しか歩けない、白い色の食べ物しか食べられない等々、いつもと違うものや事柄を受け入れるのがとても苦手で、反射的に拒絶し、パニックを起こしてしまうことも多々あります。自閉症スペクトラム+ADHDの診断が下りているわが家の娘と息子も、環境や状況の変化がとても苦手です。成長するにつれ「泣き叫んで手が付けられない」「その場を頑として動かない」などのパニック状態に陥ることは減ってきましたが、変化に対する不安がなくなったわけではありません。さまざまな不安が溜まったり、大きな不安が襲ってくると、チックや足の痛みといった身体症状として表れてくるのです。娘は小3から学校に行くのをやめ、なるべく穏やかな環境で自由に学んでいます。ストレスも減り、最近は症状も落ち着いていたはずですが、なぜか1月に入って新たなチックが出現しました。一体何に不安を感じているんだろう?と心当たりを娘と話し合ってみましたが、なかなか娘のチックはおさまりません。そして2月に入り、ようやく判明した原因は「テレビ番組」だったのです。大好きだったスーパー戦隊のアニメ。卒業するのはちょっと大人になったから…?出典 : 毎年、2月になると今までのスーパー戦隊のアニメが終了し、新たなシリーズが始まります。今年も先日「動物戦隊ジュウオウジャー」シリーズが終わり、新しく「宇宙戦隊キュウレンジャー」というシリーズがスタートしたところです。我が家では幼稚園に通っていた息子がお友だちとの会話で興味を持ち、「動物戦隊ジュウオウジャー」を見るようになりました。それがきっかけで、娘も毎週「動物戦隊ジュウオウジャー」を心待ちにして見るようになり、テレビの前で踊ったり、息子と一緒に本を眺めたりしていたのです。小学3年生にしては幼いかな?と思いましたが、発達障害を抱える子どもたちは「精神年齢が年齢より3割ほど幼い」と聞いていましたので、楽しめるものが増えて良かったな~!と軽く考えていたのです。秋が深まる頃には次のシリーズの情報が少しずつ解禁され、息子は「次は宇宙がテーマだって!」「9人もヒーローがいるらしいよ!」とノリノリで家族と話していました。しかし一方で娘は「私はジュウオウジャーでスーパー戦隊は卒業しようと思う」とそっけない態度です。もうすぐ4年生だもんね、少し精神年齢が上がったんだね、と思っていたのですが、娘がそう言う理由は私の予想とは違っていました。「環境の変化が苦手」な特性から、新しいヒーローを受け入れられずにいた出典 : 「スーパー戦隊はもう卒業する」と言っていたはずの娘ですが、1月の終わりになると、「ジュウオウジャーが終わってしまうなんて酷い!」「これから日曜日の朝は何を楽しみに生きればいいの?」と涙を流すようになりました。息子が買ってきた新しいシリーズ「キュウレンジャー」の本も、ちらっと見ただけで「お姉ちゃんはこんなの好きになれない」「ジュウオウジャーの方がいいに決まってる!」「こんな設定おかしいんじゃないの!?」と声を荒げます。娘は決して精神年齢が上がってスーパー戦隊を卒業しようとしていたのではなく、大好きなジュウオウジャーを大切に思うがあまり、その終わりを受け入れることができず、新しいヒーローを拒絶していたのです。環境の変化を受け入れるのが苦手な上に、1つの物に対する思い入れが強すぎるあまり他を拒絶するという娘の特性が重なり、娘自身も気づかない間に、どんどんと不安な気持ちが増大し、チックとして身体症状に表れていたのです。「キュウレンジャー」シリーズが始まった朝。親子で話し合ってみた出典 : さて、新シリーズが始まった朝。「お姉ちゃん!キュウレンジャーを見よう!」と元気に誘う息子を睨みつけながら、「金曜日に録画しておいたドラえもんをまだ見てなかったから、そっちを見る」と最後まで抵抗を続けた娘ですが、息子の意気込みに負けて渋々キュウレンジャーを視聴しました。私は敢えて娘の不安に気づかない振りをしながら、のろのろとテレビに向かう娘を見ていました。そうして、息子のリクエストで2回番組を見た後には、娘はすっかり新しいヒーローを受け入れました。私に「緑色の子は、〇〇なんだよ!」「それで青色の子が〇〇で・・・」ととめどなく喋りつづけます。少し落ち着いたところで、娘と今回の出来事について話し合いました。・ 自分が大切に思うものを守ろうとして、他のものを拒絶すると世界が狭くなること・ 新しいものを受け入れるかどうかは、一度体験してから考えること・ 状況の変化が起きる時には不安な気持ちが大きくなってしまうこと・ 今までの経験を思い返して「今は怖くても大丈夫かも知れないよ」と自分で自分を応援すること・ なるべく好きなものや知っていることを増やして不安を小さくすることいろいろ話していると娘も思い当たることがたくさんあったようで、「そういえばあのときも、初めは無理だって思ってたけど、一度体験したら大好きになったんだった」「でも、無理って思う気持ちは止められないよね?」「自分で自分を応援するのか~。ママも一緒に応援してね!」と、少しずつ何かが浸透し始めた様子でした。どんなときに不安を感じるのか、親子で考える時間をつくってみよう出典 : 「環境の変化に弱い」という特性が本人も気づかない間に不安を蓄積させ、心の健康を損ねてしまうこともあるということを深く考えさせられた出来事でした。これから春を迎えるにあたって、新しい教室、新しい先生、新しい人間関係、新しい時間割…。子どもたちが不安に思う材料は盛りだくさんです。お子さんがイライラしたり、気力を失くしたりしてしまった時は、どんなことに不安を感じているのか、どんな風に自分に声をかけてあげれば楽になれるのか、一緒に考える時間を作れるといいですね。その経験の積み重ねが、親の手を離れて生きていく時の力になると信じて、わが家もこつこつと話し合いを続けていきたいと思います。
2017年02月28日来年2月より放送スタートする、スーパー戦隊シリーズ第41作目となる「宇宙戦隊キュウレンジャー」。これまでスーパー戦隊は5人組のヒーローであったが、40年を超える新時代の幕開けとして、本作ではシリーズ史上初めての試み、“9人組のヒーロー”としてスタートすることがこのほど分かった。物語の舞台となるのは、はるか遠い未来の宇宙。悪の組織「ジャークマター」に支配され、希望が失われてしまった世界。しかし、星座の力を宿した不思議なアイテム“キュータマ”に選ばれた9人の戦士が現れ、宇宙を救うという伝説が残されていた。その9人の精鋭こそが“キュウレンジャー”なのだ。今回のモチーフは“宇宙×星座”。これまでスーパー戦隊シリーズでは、夢とロマンを感じさせる“宇宙”を題材に、“宇宙×動物”の星獣戦隊ギンガマン(1998年)、“宇宙×警察”の特捜戦隊デカレンジャー(2004年)、“宇宙×海賊”の海賊戦隊ゴーカイジャー(2011年)と3作が制作されてきた。本作では無限に広がる「宇宙」、夜空に浮かぶ「星座」をデザインモチーフに取り入れ、これまで以上にスケールの大きな世界を描いて行くという。そして、シリーズ史上最多人数となる「9人の究極の救世主」が宇宙を駆けめぐり、悪に支配された銀河を解放に導く、壮大なSFヒーローファンタジーが誕生する。さらに初心に戻り、次世代を切りひらく意味を込め、タイトルもシリーズ第1作の「ゴ(5)レンジャー」にならい、「キュウ(9)レンジャー」とネーミングされている。そんな選ばれし9人は、なんとそれぞれが異なる星座系出身の“宇宙人”。シシレッド、サソリオレンジ、オオカミブルー、テンビンゴールド、オウシブラック、ヘビツカイシルバー、カメレオングリーン、ワシピンク、カジキイエロー。ヒューマンタイプだけでなく、オオカミ男にアンドロイド、機械生命体と個性豊かなキャラクターが登場し、ひとりひとりがスーパースター、全員が主役のスーパー戦隊だ。キャスト陣には、テレビドラマ初出演となる第27回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト出身の岐洲匠(シシレッド/ラッキー役)、「EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 2~夢を持った若者達へ~」で約3万人の応募者の中からファイナリストに選ばれた逸材・岸洋佑(サソリオレンジ/スティンガー役)や、元「新選組リアン」の榊原徹士(カジキイエロー/スパーダ役)らが出演する。なおテレビ放送に先駆け、『劇場版 動物戦隊ジュウオウジャーVSニンニンジャー 未来からのメッセージfromスーパー戦隊』に「宇宙戦隊キュウレンジャー」も出演。さらに、スペシャルイベント「仮面ライダー生誕45周年×スーパー戦隊シリーズ40作品記念 45×40 感謝祭 Anniversary LIVE&SHOW」では、テレビに先駆け本作のキャストが登場!ファン必見のこの日をお見逃しなく。スーパー戦隊シリーズ「宇宙戦隊キュウレンジャー」は2017年2月12日より毎週日曜日7時30分~テレビ朝日にて放送。『劇場版 動物戦隊ジュウオウジャーVSニンニンジャー 未来からのメッセージfromスーパー戦隊』は1月14日(土)より全国にて公開。「仮面ライダー生誕45周年×スーパー戦隊シリーズ40作品記念 45×40 感謝祭 Anniversary LIVE&SHOW」は1月21日(土)・22日(日)日本武道館にて開催。※キュウレンジャーキャストの出演は22日のみ(cinemacafe.net)
2016年12月26日特撮テレビドラマ『動物戦隊ジュウオウジャー』の主題歌CDが発売されるのを記念して2日、東京ドームシティ・ラクーアガーデンステージにてミニライブイベントが開催された。イベントには、オープニングテーマ「動物戦隊ジュウオウジャー」を歌う高取ヒデアキとエンディングテーマ「レッツ!ジュウオウダンス」を歌う大西洋平が参加。ジュウオウジャーからはジュウオウイーグルもかけつけ、集まった大勢の子どもたちを喜ばせた。高取は、自ら作曲も手がけた主題歌「動物戦隊ジュウオウジャー」を熱く歌い上げ、2002年に放送された自身の「スーパー戦隊」デビュー作『忍風戦隊ハリケンジャー』の主題歌「忍風戦隊ハリケンジャー」も披露。ステージ上から客席に降り立ち、子どもたち一人一人と触れ合うノリノリのライブパフォーマンスを見せた。高取は「これから1年間、ジュウオウジャーを歌っていきますのでよろしくお願いします。最初のア~ア~アァ~のおたけびは、ぜひ子どもたちも一緒に吼えてほしい。そして、イーグル! シャーク! ライオン!と動物の名前が出てくるところでは、コールアンドレスポンスができたらうれしいです」と話し、元気な子どもたちのノリのよさに笑顔を見せていた。続いて登場した大西は、2015年放送の『手裏剣戦隊ニンニンジャー』主題歌「さぁ行け!ニンニンジャー」を、ダイナミックなニンジャ風アクションを交えて激唱した後、『動物戦隊ジュウオウジャー』のエンディング「レッツ! ジュウオウダンス」を振り付け入りで披露。現在の時点でまだテレビシリーズが第3話までしか放送されていないにもかかわらず、ワシ、サメ、ライオン、象、虎といった動物たちの姿を模したポーズをキメていくエンディングダンス(振り付け:パパイヤ鈴木)をほぼ完全にマスターしていた子どもも多く、『ジュウオウジャー』のモチーフである「動物」の人気ぶり、そしてエンディングダンスの定着ぶりが強くうかがえた。最後に、日本コロムビアの物販スペースで『動物戦隊ジュウオウジャー』主題歌CDを購入した人たちと、ジュウオウイーグル、高取ヒデアキ、大西洋平とのハイタッチ会が行われ、大盛り上がりの内にイベントは終了。CDは通常版のほかに、「ジュウオウキューブminiキューブイーグル」と「ジュウオウジャーフィギュアジュウオウイーグル」が同梱された初回限定版が発売される。
2016年03月03日昨年40周年を迎えた“スーパー戦隊シリーズ”の2作品がクロスオーバーし、対決を繰り広げる『手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド』の大ヒット御礼舞台挨拶が2月2日(火)、都内で行われた。登壇したのは、次回放送で最終回を迎えるシリーズ第39作「手裏剣戦隊ニンニンジャー」の西川俊介、松本岳、中村嘉惟人、矢野優花、山谷花純。そして、2月14日(日)からオンエアされるシリーズ第40作「動物戦隊ジュウオウジャー」の中尾暢樹、柳美稀、南羽翔平、渡邉剣、立石晴香という豪華キャスト10名が勢ぞろいした。両チームにとっては、バトンタッチの意味合いもあったこの日の舞台挨拶。ニンニンジャーを代表し、アカニンジャー/伊賀崎天晴を演じる西川さんが「当たり前のことを、当たり前にする。そんなヒーローとしての自覚を大切に、初心を忘れずフレッシュな気持ちで戦隊シリーズを盛り上げてください!」と“後輩”ジュウオウジャーの面々を激励した。一方、バトンを受け取るジュウオウジャー、ジュウオウイーグル/風切大和役の中尾さんは「まだ(撮影が)始まったばかりで、お互いの性格やお芝居が楽しみな状態。先輩方の仲の良さがうらやましい」といまの気持ちを明かし、「いただいたアドバイスを胸に、頑張っていきたい」と抱負を語った。この日は節分にちなみ、豆まきならぬキャストの直筆サイン入り“ボールまき”を実施。また、最終回を前に、感極まったモモニンジャー/百地霞役の山谷さんが涙ぐむ場面もあった。『手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年02月03日「スーパー戦隊」シリーズの最新作となる『動物戦隊ジュウオウジャー』のお披露目イベント「プレミア発表会」および製作記者会見が23日、東京ドームシティ・プリズムホールで行われ、シリーズ40作目にあたる最新ヒーローの門出を祝福すべく、歴代「レッド」戦士たちが大集合した。1975年4月、『仮面ライダー』や『人造人間キカイダー』で知られる漫画家・石ノ森章太郎氏が原作を務めた特撮TVドラマ『秘密戦隊ゴレンジャー』の放送が開始された。それまで変身ヒーロー(仮面ヒーロー)は一人で悪と戦うのが基本スタイルだったが、『ゴレンジャー』では赤、青、黄、桃、緑の5色に色分けされたヒーローがチームプレーで戦う「集団ヒーロー」として、子どもたちから大人気を集めるヒット作となった。熱血漢でリーダーのアカレンジャー、クールでメカの操縦に長けたアオレンジャー、カレー好きの力持ちで無線機の専門家・キレンジャー、紅一点にして爆弾のプロフェッショナル・モモレンジャー、最年少で身軽なミドレンジャーと、5人の強烈な個性がさまざまな局面で発揮され、クライマックスに5人そろい踏みで「5人そろってゴレンジャー!」と名乗りをあげるシーンが大いに受け、番組は約2年間ものロングラン放送を成し遂げた。『ゴレンジャー』の好評を受け、同じく石ノ森氏原作で『ジャッカー電撃隊』(1977年)が作られたあと、シリーズは一度中断。しかし1979年に、八手三郎氏原作で「集団ヒーロー+巨大ロボット」という盛りだくさんなフォーマットを取り入れて製作された『バトルフィーバーJ』がヒットし、続く『電子戦隊デンジマン』(1980年)で再びシリーズの流れができあがった。以来、現在まで基本1年に1作のペースで絶え間なく作品が作られ、今回の『ジュウオウジャー』でついに40作を数えるに至る。今年は、日本を代表する特撮ヒーローの雄「仮面ライダー」シリーズが45周年、そして円谷プロの「ウルトラマン」シリーズが50周年という節目を迎えるメモリアルイヤーだが、両シリーズには幾度かの「空白期間」が存在し、世代によっては子ども時代にオンタイムでそれぞれのヒーローを体験していない人たちもいたりする。その点、「スーパー戦隊」は約40年もの間、切れ目なく放送されている強みがある。現在、社会に出て活躍している20~40代の大人たちにとって、少なくとも一つくらいは子ども時代に見て強烈な印象を受けた「思い出の『戦隊』ヒーロー」が存在するといっても、決して過言ではないだろう。『ジュウオウジャー』製作会見および23日、24日に催された恒例の「新番組プレミア発表会」の舞台には、アカレンジャー(『秘密戦隊ゴレンジャー』)からアカニンジャー(『手裏剣戦隊ニンニンジャー』)までの歴代39作の「レッド戦士」が登場。子どもを連れて会場に来ていたお父さん、お母さんたちが自分の子ども時代に憧れた戦隊ヒーローを見つけると、興奮気味に拍手を送る光景も見られた。歴代レッド戦士は、それぞれの決めポーズと共にステージに現れ、勇ましく名乗りを上げながら次々に整列していく。「スーパー戦隊」シリーズでは、デンジレッド(『電子戦隊デンジマン』/1980年)やレッドワン(『超電子バイオマン』/1984年)、レッドマスク(『光戦隊マスクマン』/1987年)、レッドレーサー(『激走戦隊カーレンジャー』/1996年)など各メンバーの名前にパーソナルカラーが入るのがポピュラーなネーミングパターンとして挙げられる。しかし、『ジュウオウジャー』ではジュウオウイーグル、ジュウオウシャーク、ジュウオウライオン、ジュウオウエレファント、ジュウオウタイガーと、色でなくモチーフとなった動物の名前がメンバーにあしらわれている。動物ネーミングの元祖は、第5作『太陽戦隊サンバルカン』(1981年)のバルイーグル(シャーク、パンサー)で、このパターンは『超獣戦隊ライブマン』(1987年)のレッドファルコン、『鳥人戦隊ジェットマン』(1991年)のレッドホークなどに継承されていく。ほかにも、トランプのカードをモチーフにしたスペードエース(『ジャッカー電撃隊』)、世界の5大陸を代表する戦士として、国名・地域名を盛り込んだバトルジャパン(『バトルフィーバーJ』)、伝説獣のチェンジドラゴン(『電撃戦隊チェンジマン』/1985年)、古代の恐竜や哺乳類をモチーフにしたティラノレンジャー(『恐竜戦隊ジュウレンジャー』/1992年)、電車モチーフならではのトッキュウ1号(『烈車戦隊トッキュウジャー』/2014年)など、各戦隊の特性により多種多様なネーミングパターンが考案されている。地球の平和を守るため、仲間との友情と団結を最大の武器にして巨大な悪と戦った歴代39スーパー戦隊。その思いを託され、いよいよ戦いの舞台に立つことになったジュウオウジャー5人の活躍に、大きな期待が寄せられる。(C)2016 テレビ朝日・東映AG・東映(C)テレビ朝日・東映AG・東映(C)石森プロ・テレビ朝日・東映AG・東映(C)東映(C)石森プロ・東映
2016年01月25日2月14日より、毎週日曜朝7時30分から放送開始する新番組『動物戦隊ジュウオウジャー』の製作発表会が23日、東京ドーム・プリズムホールで行われ、主要キャストが登壇。シリーズ40作目となる「スーパー戦隊」にかける意気込みを語った。『動物戦隊ジュウオウジャー』とは、動物学者である人間の若者・風切大和と、異世界ジューランドの「ジューマン」4人で構成され、動物の力を備える「スーパー戦隊」という設定。地球の平和を守るため宇宙の無法者集団・デスガリアンに戦いを挑む彼らは、ジュウオウチェンジャーで動物の本能を覚醒させてジュウオウジャーへと変身し、動物の超パワーを発揮して大活躍を見せる。舞台には、ジュウオウイーグル/風切大和役・中尾暢樹、ジュウオウシャーク/セラ役・柳美稀、ジュウオウライオン/レオ役・南羽翔平、ジュウオウエレファント/タスク役・渡邉剣、ジュウオウタイガー/アム役・立石晴香が勢ぞろい。そこに、動物彫刻家をしている大和の叔父・森真理夫役を演じるベテラン俳優・寺島進が加わり、6人で会見が行われた。男の子が誰でも一度は憧れる「戦隊のレッド」役に選ばれた責任を重く感じているという中尾は、大先輩である寺島との共演について「子どものころから(テレビや映画で)拝見していた寺島さんと一緒に芝居ができること自体凄い」と興奮気味に語り、「寺島さんの出番のときは、片時も目を離さず演技を凝視していたい」と、先輩俳優から得るものの大きさを噛みしめている様子。ヒーローを演じるにあたっては「子どもたちの心にいつまでも残るようなヒーローになって、正義感あふれるところを見せていきたい」と述べた。メンバー最年少の18歳である柳は、サメのジューマンであるセラ役を演じるにあたって「中学生のときからサメのマークが入った筆箱を愛用していました。今回の役がサメの戦士ということに運命的な縁を感じる」と、戦隊ヒロインに強い意欲を見せた。自分のカラーが「ブルー」だということについては「ブルーの女戦士は『魔法戦隊マジレンジャー』(2005年)以来11年ぶりだそうで、プレッシャーを感じつつかっこいいブルー戦士になれるよう頑張りたい」と話し、さらに「個性的なジューマンを演じることで、子どもたちにも自分の個性を生かしてほしい」と、子どもたちへ熱いメッセージを送っていた。ライオンのジューマンらしく、ワイルドそのもののドレッドヘアが特徴的な南羽は「『戦隊』はぜひやってみたい作品のひとつだったので、役が決まってからはうれしさのあまり、一週間くらいちゃんと眠れなかった」とコメント。髪型については「とても暑い」と苦労もあるようだが、「最初はかつらを被って衣装を着けたら違和感がすごかったが、最近は撮影も進み、自分も周りも慣れてきた」という。ヒーローを演じることについては「元気いっぱい、声の大きなライオンキャラを自分で作り上げ、子どもたちに元気を与えたい」と、力強く宣言した。ヒーローモチーフとしては比較的珍しい「象」のヒーローを演じることに「最初は不安だったが、実際になってみると一番カッコいい」と自信を見せた渡邉は、「動物園に行って象の動きを見て研究した」と語り、「今では携帯ストラップにも象を付けるほど、象への愛が強くなった」と役作りへの意欲を述べた。また、現場では渡邉がムードメーカーとなり、メンバー同士の雰囲気を和らげる存在だと柳に言われ、はにかむ場面も見られた。そして、自分自身も子どものころ『百獣戦隊ガオレンジャー』(2001年)が好きだったという渡邉は「ヒーローから教えてもらった正義感を、今度は自分が子どもたちに伝えたい」と力強くコメントした。アムの女の子らしい部分を見せたいと語る立石は、かわいい尻尾を強調しつつ「第1話ではタスクのモチーフでもある象が出てきます。なので私も自分のモチーフであるトラと共演したいです。ただ大きなトラだと怖いので、赤ちゃんトラがいいな」と満面の笑顔を見せた。従来の戦隊ヒロインでは「ピンク」か「イエロー」がポピュラーなところに、自分のカラーが「ホワイト」ということについては「少し驚きましたが、ホワイトタイガーだと聞き、以前からトラが好きだったのでうれしく思った」とコメントした。アムの見どころについては「小悪魔的なところ、他人を放っておけないところ、だんだん心を開いていくところなど、人と人とのふれあいに注目して」と語った。「オフィス北野」所属俳優である寺島は「自分は毎回異なる動物の着ぐるみを被って出るんですが、着ぐるみといえばビートたけしさんですよね。今回この仕事をいただくことで『打倒ビートたけし』と思いながら撮影に臨んでいます」と、まさかのライバル宣言。若い5人のメンバーについては「みんな個性的で、立派にスピーチをこなすなど腹がすわっている。こいつらが注目されていって天狗になったら、シメてやろうと思っていますので、早く天狗になってくんねえかな、と思っています」とジョークを飛ばし、若きヒーローにエールを送った。若手俳優時代にヒーローショー出演の経験がある寺島は、印象に残っている「戦隊」を問われて自身がショーで怪人役を演じたことのある『超電子バイオマン』(1984年)を挙げ、「バイオマンは自分がこの世界に入って初めて接した戦隊ヒーローなので、とても思い出深いです」と懐かしそうに語った。子どもたちにどんなことを伝えたいか?との質問には「着ぐるみに入るのも大変なんだぞ、暑いんだぞ、という苦労を伝えたい」と発言し、周囲を笑わせていた。なお、前作『手裏剣戦隊ニンニンジャー』で好評だった、エンディングのダンスが本作でも受け継がれ、前作のラッキイ池田に代わってパパイヤ鈴木が振付を担当することも明らかに。これについて中尾は「動物のポーズなどキャッチーな動きで、小さな子でもすぐ覚えられ、踊りたくなるダンス。自分も踊っていて楽しかった」と笑顔でアピール。寺島もダンスに挑戦したときのことを「中学生時代にピンクレディーの振りをマネして以来、数十年ぶりに踊りました。なにしろ打倒ビートたけしですから!」と笑顔で振り返った。終盤には、ジュウオウジャーを応援するため、第1作『秘密戦隊ゴレンジャー』(1975年)のアカレンジャーから第39作『手裏剣戦隊ニンニンジャー』のアカニンジャーまで、歴代39人のレッド戦士が大集結。40作にわたるスーパー戦隊の歴史の重みを感じさせる共演が実現した。特撮ドラマ『動物戦隊ジュウオウジャー』は2月14日より、毎週日曜朝7時30分から全国テレビ朝日系で放送開始。(C)2016 テレビ朝日・東映AG・東映(C)テレビ朝日・東映AG・東映(C)石森プロ・テレビ朝日・東映AG・東映(C)東映(C)石森プロ・東映
2016年01月24日2016年2月14日より放送がスタートする「スーパー戦隊」最新作『動物戦隊ジュウオウジャー』のおもちゃ情報サイト「ジュウオウジャーウェブ」のティザーサイトが、28日にオープンした。『動物戦隊ジュウオウジャー』は、「スーパー戦隊」シリーズ第40作の作品で、2001年の『百獣戦隊ガオレンジャー』以来15年ぶりに「動物」をメインモチーフとした作品に。動物学者である人間の風切大和と、動物の顔をもつ異世界・ジューランドの住人たちである4人のジューマンたちからなるジュウオウジャーの活躍を描く。ジューマンは、ジューマン態(顔が動物)、人間態、ヒーローと3つの姿を持つ設定で、これは「スーパー戦隊」史上初の試みとなる。「ジュウオウジャーウェブ」では、現在ジュウオウジャーの5人が変身に使うキューブ型のアイテム「変身携帯 DXジュウオウチェンジャー」を紹介。本製品はボタンを押し、本体を回して絵柄を合わせることで、音と光が発動し、劇中同様のなりきり遊びが楽しめるという。2016年2月13日発売で、価格は3,980円(税別)。サイト正式オープン後はWebキャンペーンの実施や、ムービーの公開も予定しているという。なお、サイトの公開に合わせて「100万体のジュウオウジャーフィギュアをゲット!プロジェクト」の情報を初公開。2016年1月以降、全国のイベント会場やおもちゃ売り場などで、ジュウオウジャーのフィギュアをプレゼントするプロジェクトが開始され、その一環として、番組放送開始予定日の2016年2月14日から、全国のおもちゃ売り場で「合言葉でジュウオウイーグルのフィギュアをゲット!キャンペーン」を実施する。(C)2016 テレビ朝日・東映AG・東映各ショップでプレミアムポイントがもらえる!?【PR】
2015年12月28日