子育て情報『結節性硬化症とは?症状や原因、診断基準、治療法、医療費の助成などの支援まで詳しく紹介!』

2017年2月28日 14:00

結節性硬化症とは?症状や原因、診断基準、治療法、医療費の助成などの支援まで詳しく紹介!


結節性硬化症の治療って?

結節性硬化症とは?症状や原因、診断基準、治療法、医療費の助成などの支援まで詳しく紹介!の画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10518000001

結節性硬化症を治す根本的な治療はなく、それぞれの症状に対しての対症療法が基本となります。

◇てんかん
てんかんの治療は主に薬物療法によって行われます。てんかんは脳の神経細胞が過剰に興奮することで起こります。脳に病変があることによって発作が引き起こされているケースでは病変を手術で取り除くことで、てんかんが完治することがあります。しかし多くの場合は神経細胞が過剰に興奮しやすい体質であったり、取り除けない病変であったりするため薬物療法によって発作を抑える治療を行います。

◇白斑・顔面血管線維腫
白斑の場合、通常は経過観察となります。しかし美容上、気になる場合は紫外線治療や化粧品などでカバーすることができます。紫外線治療に関しては保険が適用になるものもあるので、医師または専門家に相談してみてください。
顔面血管線維腫の場合は機能障害や出血を伴い、美観を損なう症例が治療対象となります。液体窒素療法、レーザー療法、外科的切除などの治療法があります。

◇心臓・脳・腎臓・肺におこる腫瘍
各部分にできる腫瘍は良性であることが多いのですが、腫瘍が大きくなりすぎると機能に異常をきたすため、多くの場合は腫瘍の切除を行います。各部位や程度によって切除をしない場合もありますので、現場の医師の指示に従ってください。


結節性硬化症の医療費助成制度や障害者手帳は受けられるの?

結節性硬化症とは?症状や原因、診断基準、治療法、医療費の助成などの支援まで詳しく紹介!の画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28208000016

結節性硬化症では腫瘍ができやすい体質のため一度腫瘍を切除しても再発することがあります。するとその度に医療費がかかり、家計を圧迫しかねません。そこで結節性硬化症の方のための医療費補助制度や障害者手帳などについて紹介していきます。

結節性硬化症は国の指定難病にされているため、難病医療費助成を受けることができます。
指定難病の医療費の自己負担割合は2割です。

また、その他の制度による医療費がすでに1割負担となっている患者さんの場合、負担割合は1割のまま変わりません。難病医療費は世帯の所得に応じた医療費の自己負担上限額(月額)

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.