子育て情報『急性脳症はウイルスが原因?意識障害などの症状・治療や社会的サポートについて紹介します。』

2017年3月31日 10:00

急性脳症はウイルスが原因?意識障害などの症状・治療や社会的サポートについて紹介します。


急性脳症の主な症状

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10567000090

急性脳症は主にウイルス感染症に罹患し、何らかの原因で重篤化することで脳機能全般に障害が生じる疾患です。例えば意識障害、けいれん、嘔吐、血圧・呼吸の変化、などが子どもに現れ、救急で病院を受診することで発覚します。ここでは子どもがウイルスに感染してから、どのような症状が起こるのかまとめていきたいと思います。

◇インフルエンザ・・・インフルエンザはA型またはB型のインフルエンザウイルスの感染を受けてから1~3日間ほどの潜伏期間の後に、発熱(通常38℃以上の高熱)、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛・関節痛などが突然現われ、咳、鼻汁などの上気道炎症状(風邪の症状)が出てきます。約1週間の経過で回復するのが典型的なインフルエンザで、いわゆる「かぜ」に比べて全身症状が強いことが特徴です。

http://www.nih.go.jp/niid/ja/diseases/a/flu/392-encyclopedia/219-about-flu.html
参考:インフルエンザとは|NIID国立感染症研究所

◇突発性発疹(ヒトヘルペスウイルス)・・・乳児期に発症するのを特徴とする熱性発疹性疾患といわれています。38度以上の発熱が3日間ほど続いた後、解熱とともに鮮紅色の発疹が体幹を中心に顔面、手足に数日間出現します。
また下痢、まぶたの腫れ、大泉門(乳児特有の額の上にある骨と骨のつなぎ目)の膨隆、リンパ節の腫れなどがありますが、多くは発熱と発疹のみで経過します。

http://www.nih.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/532-exanthem-subitum.html
参考:突発性発疹とは|NIID国立感染症研究所

◇急性胃腸炎(ロタウイルス)・・・主に発熱、下痢、悪心、嘔吐、腹痛などがみられます。はじめは発熱があり、嘔吐、下痢など腹部症状が遅れて出現することもあります。

http://www.nih.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/383-intestinal-intro.html
参考:感染性胃腸炎とは|NIID国立感染症研究所

それぞれのウイルス症状のほかに、
・頭痛や周囲からの刺激に反応するものの、すぐに意識が混濁する状態
・周囲への警戒心が強く、興奮したり、大きな声で叫んだり、暴力を振るったりしやすい状態
などが表出します。

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