子育て情報『「 生き方は人それぞれでいい」不登校の息子が、幸せをかみしめる瞬間』

2017年4月2日 11:00

「 生き方は人それぞれでいい」不登校の息子が、幸せをかみしめる瞬間


学校に行かない息子についイライラ…思い切ってこう宣言!

「 生き方は人それぞれでいい」不登校の息子が、幸せをかみしめる瞬間の画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10233000073

我が家の息子が不登校になり、約1年半になります。

学校に行かなくなったばかりのころは、その事実を受け入れることができたものの、

「好きなことばかりやって過ごしている」
「勉強させなきゃ…学校に行ってる子たちより遅れちゃう」
「進路は?受験はどうなるの?!」

などなどやはり不安だらけでした。

一方で息子のほうはというと、合わない環境で過ごすストレスから解放され、悠々と生活しています。そんな息子を見るとどうしてもイライラしてしまうこともありました。

そんな我が家がその後どうしたのかと言うと…私はある日息子に、

「もう勉強もやらなくてもいい!ネットやパソコン使用、ゲームの制限もぜーんぶもう無し!とにかく好きな事を好きなだけやっていい!ただ、ご飯はちゃんと食べて、少しは眠ること。あと、私やパパ、他の身近な人の誘いにはとりあえず乗って外へ出てみること!」

と選手宣誓の如く、ハッキリと宣言したのです。

理由の1つは、家事や他の仕事の合間に、息子の勉強やその答え合せをしたり、「これだけ勉強したから〇分パソコンやっていいよ」と時間を計測したり、終了時間を告げては「まだやりたい」「もうおしまい」を押し問答を繰り返したり…そんなやり取りに疲れてしまったこと。

そして2つ目の理由は、息子を思いっきり自由にさせる不安より、「こうすると息子はどう変化するのか?」という好奇心とワクワク感の方が私の中で勝っていたことです。


「息子本人のペースに賭けてみよう」という気持ちが私の中で生まれたのでした。


宣言のあと、息子の生活に変化が…

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そんな生活を始めると、息子は私や主治医が驚くほど落ち着きました。かなり酷かった噛み癖も癇癪もいつの間にかほぼ消えたのです。大げさかもしれませんが、やっと「本来の息子に戻った」という気がしました。

フリースクールに週に2日通うようになり、自分より年齢が上の高校生たちと大好な音楽の勉強に打ち込んでいます。

他の習いごとでも、いろいろな年齢の友だちが増えたようでとても楽しそうです。

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