子育て情報『「遊園地に行きたい!」引きこもりの娘の挑戦と失敗から学んだこと』

2017年5月26日 14:00

「遊園地に行きたい!」引きこもりの娘の挑戦と失敗から学んだこと

怖がりで慎重な性格の娘のカバンの中は、トイレに行きたくなったときに読む本、胃薬(処方してもらったものと市販薬両方)、水、飴など不安解消グッズでいっぱい。でも、そういう工夫が自分でできるようになったことにも成長を感じていました。


娘みずから大チャレンジを提案!その内容とは

「遊園地に行きたい!」引きこもりの娘の挑戦と失敗から学んだことの画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038010533

そんな娘が中3になったゴールデンウィーク前のことです。

「ママ、遊園地にキャラクターショーを見に行きたい」と娘が言いだしました。昔はよく行っていた遊園地ですが、電車3本を乗り継ぎ1時間強かかる遠さです。

確かに、娘はそのキャラクターのためなら映画館も行きますし、ショッピングセンターでのショーも見に行くようになっていました。遊園地の大きな舞台のショーを見たいから、遠出にもチャレンジする気になったのでしょう。

ですが、私は正直、不安でいっぱいでした。
電車に3駅ほど乗るだけで真っ青になるこの子が無事に行って帰ってこれるのだろうか。

でも同時に、私は娘の「行きたい」という気持ちを大事にしたいとも思ったのです。そして、無謀とも言えるこのチャレンジに娘と2人で挑戦してみることにしたのでした。


行きは順調!でも帰るころになると…

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行きは少し混んだ電車でも「乗ろう」とやる気を見せていた娘。ですが、乗り換えが重なるごとに口数も少なくなってきました。遊園地の手前では、「ちょっともたれかかっていい?」と私の方にぐったりもたれかかる様子に少し不安になりました。

遊園地は朝一番でまだ人は少なかったのですが、娘のテンションは低く、「早くショーのあるステージに行こう」と不安そうでした。もともと遊園地の乗り物は嫌いで、小学生になっても幼児用の乗り物にしか乗れなかった娘は、周りのアトラクションには全く興味を示しません。
不登校になるまでは露店や動物コーナーなどには興味いっぱいで、フリーパスを持って幼児用の乗り物を堪能し、あちこち走り回っていたので、その差にちょっと悲しくなりました。

そしてお目当てのショーを2人で見ることに。しかし、ショーが終わるとすぐに「もう帰ろう」

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