子育て情報『成長障害とは?低身長と高身長の基準はあるの?原因や治療方法を詳しく解説します!』

2017年5月25日 18:30

成長障害とは?低身長と高身長の基準はあるの?原因や治療方法を詳しく解説します!

他にも、食事や運動療法を通じて症状の改善が見られる場合もあるようです。

http://www.nanbyou.or.jp/entry/4769
難病情報センタープラダー・ウィリ症候群

■子宮内発育不全(SGA性低身長症)
母親のお腹の中でゆっくりと成長したため、お腹の中にいた期間の割に小さく生まれてきた赤ちゃんがいます。このような赤ちゃんは、8割以上が2,3歳までに急速に成長し、標準身長に追い付く一方、2,3歳になっても標準身長に追い付くことができない場合もあります。この、標準身長に一定の年齢になっても追い付くことができず低身長になることを、SGA性低身長症と言います。

SGA性低身長症は何も治療をしないと低身長のまま大人になる可能性が高いだけでなく、肥満や思春期が早く来る、糖尿病になりやすいなどの傾向があります。

SGA性低身長症に関しても、成長ホルモン治療が平成21年度から認められたため、医師からの診断を得次第、成長ホルモン治療をすることができます。

■骨や軟骨の病気(軟骨異栄養症、軟骨無形成症)
骨や軟骨そのものに何かしらの異常があることが原因で、低身長になることがあります。骨や軟骨の病気で低身長になっている場合、胴体にくらべて手足が短いなど、体のバランスに気になる点が見られることが特徴です。


このような骨や軟骨の病気に関しても、成長ホルモン治療が有効とされているほか、整形外科での治療を施すこともあります。

■心臓・肝臓・腎臓などの臓器の異常
心臓や肝臓などの重要な臓器に病気があると、体に十分な栄養を取り込むことができないために身長の伸びが悪くなり、低身長になることがあります。このような場合、何よりもまず臓器の病気への治療を行います。治療をし、病気の回復に伴って身長の伸びも良くなることが考えられます。

http://jspe.umin.jp/public/teisinchou.html
一般社団法人日本小児内分泌学会低身長

高身長とは、低身長の反対でその年齢の子どもの平均身長に対して極端に身長が高い状態のことです。医学的に+2SD以上の身長記録があると、高身長であると認められます。高身長も低身長と同様に、原因ごとに以下の3つのパターンがあります。

・特発性高身長(原因不明)
・家族性高身長
・病気が原因で起こる高身長

特に高身長の場合は、低身長の時よりも不安を感じることが少なく、「すくすくと大きく育っている!」

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