2017年5月31日 17:50
ビジョントレーニングとは?「見る力」と学習障害との関わりは?具体的なトレーニング法をご紹介します
勉強が苦手とされる子どもが苦手なのは実は「見ること」や、「見た情報をもとに体の動きを制御する」という動作だったりするのです。
「見る力」の弱さが原因の場合、そのフォローをせずに、ひたすら音読の練習だけ「がんばってもできない」ことが多いのです。
しかし、学習障害のある子どもは、「がんばりが足りない」「やる気がない」などと個人の意志や努力不足として叱責されることが少なくありません。それが積み重なると、自己肯定感や学習意欲も低下してしまいます。
そのため、ビジョントレーニングによってこれらの目の働きを高めることが、学習障害のある子どもの困難の解決につながることがあります。
ビジョントレーニングはどこで受けられるの?
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=30701000169
ビジョントレーニングはどのような人によって行われているのでしょうか。この章では、ビジョントレーニングを行う人や、取り入れている場所についてご紹介します。
■トレーニングを行う専門家
・オプトメトリストというアメリカの資格を持つ視覚機能専門の有資格者
・臨床発達心理士や療育のスタッフなど発達障害に関する知識をもつ人など
■施設
ビジョントレーニングは普段の療育の場で取り入れられていることが多いです。
ビジョントレーニングと銘打っているところでも、上記3点の「見る力」の機能の向上を行うためのトレーニングとして取り入れられていることが多いです。ほかに「見る力」を高めるための民間の行う教室がいくつかあります。
ビジョントレーニングの方法
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10161015056
療育や民間の施設に通わなくても、普段の生活の中に少し工夫をすることによって「見る力」を鍛えることは可能です。ここで紹介するのは、「見る」力を養うために挙げられるもののほんの一部です。家庭でできるものもあります。少しづつでもよいので、できれば毎日、子どもが取り組める環境をもつようにしましょう。
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10373000226
眼球運動のトレーニングです。