ネグレクト(育児放棄)とは?ネグレクトの判断基準は?もし見つけたらどうする?
と苦しむ親への支援として、社会福祉法人子どもの虐待防止センター(CCAP)が、研修を受けた相談員による電話相談を行っている他、ケースによっては虐待などの悩みをもつ母親同士が自分の体験を語ることによる治療的グループケアなども行っています。
また、社団法人子どもの虐待防止センターでは、電話での相談を受け付けているとともに、育児スキルトレーニングの教室の実施なども行っています。
http://www8.cao.go.jp/youth/info/pdf/07_p3.pdf
「虐待をやめたい」と悩み苦しむ親への支援
http://www.ccap.or.jp/index.html
社会福祉法人子どもの虐待防止センター (CCAP)
まとめ
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28174006199
保護者の愛情や関心が子どもに向かないことで生じるネグレクトは、子どもの精神的・身体的な発達に大きなダメージを与えます。
精神面で例を挙げると、幼児期に保護者との間で愛着を築けなかったり、ネグレクトの経験がトラウマとなったりすることで長期的な影響を与えることが多く、それらの影響が多動性や気分のコントロールに関する障害、対人関係に関わる障害などとなって現れることも少なくありません。
直接的な影響としては、親の注意監督不足によって子どもが事故・事件に巻き込まれて大けがを負ったり命を失ってしまったりする事例が報告されています。
虐待を受けている子どもは、日常的に虐待を受けていながら、それを虐待とは感じていないこともあると言われています。また、小さい子どもは自分でSOSを出すことができません。
ネグレクトを受ける子どもを救うためには、周りの人が気づき、支援の手を差し伸べることが極めて重要です。
もし疑いのある子どもを見つけたら、勇気をもって行動するようにしましょう。
「トイトレ中の2歳児が気にしている、あることとは?」ガイックとフランスで子育て Vol.32 | HugMug