2017年8月24日 14:28
夏は健康管理が大変! 感染症、夏バテ、熱中症など、 夏に気をつけたい健康トラブルをご紹介
プールに入ったときに耳に入った水が抜けていなかったり、鼻水をすすりすぎて耳まで逆流してしまったときに発症します。
耳に痛みが生じるので、感覚過敏の子どもはとてもつらく感じパニックを起こしてしまうことがあるでしょう。病院で痛み止めをもらうほか、耳を冷やすことで痛みを抑えてみましょう。
1. 症状
胃腸炎は飲食したものからバイ菌が感染し、嘔吐や下痢の症状を起こすことです。汚染されたものを食べる以外にも、バイ菌が付着した手が口に入ることで感染することがあります。
2. 困りごとと対処法
胃腸炎の予防策としては、身体を清潔に保つことが一番重要です。家族全員が帰ってきたら手洗いうがいをすることを習慣にしましょう。
他にも生ものは食べないようにする、肉類や海鮮を食べるときは火が通っているか確認する習慣をつけましょう。
絵カードなどで帰ってきたら手洗いうがいをする流れを見える化する、火が通っている肉の写真と通っていない肉の写真を比較することで違いを認識できるようにする等の方法がとれます。
まとめ
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11032006190
夏休みは自由に楽しめる時間が多い一方で、感染症や夏バテなど、からだの不調を起こす要因がたくさん潜んでいる期間でもあります。子どもは健康管理の必要性がわからなかったり、方法がわからなかったりするために、体調を崩しやすいのです。
さらに発達障害があると、特性に合わせた困りごとも出てきます。それでも、様々な工夫を凝らせば、子どもが自然と自らの健康管理をできるような仕組みを作ることができるでしょう。
一人ひとりに合った健康管理方法を見つけ、健やかに夏を乗り切れるといいですね。
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参考:渋谷紀子/監修『はじめてママ&パパの0~6才病気とホームケア』(主婦の友社、2016年)
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参考:細谷亮太/監修『最新赤ちゃん・子ども病気百科』(主婦の友社、2012年)