子育て情報『発達障害グレーゾーンの子がほんの数ヶ月の「発達の時差」で、自信を失わないためにできること』

2018年6月21日 12:00

発達障害グレーゾーンの子がほんの数ヶ月の「発達の時差」で、自信を失わないためにできること

「最近、漢字が入ってる文も、読めるようになってきたね」
「テスト、よくがんばったね。ペケのとこも意味は合ってるモン、かあちゃんならマルにしちゃう(長女の手のひらに◯)」
「◯子は本当に丁寧でいい字を書くね。かあちゃん、この字大好き!」

…とか。そして、学習以外のところでも、

「◯子は本当に細かいことによく気がつくね。観察力がある証拠だね」
「なるほど〜、さすが◯子の話は分かりやすい!賢いなあ(ナデナデ)」
「◯子は踊りをすぐ覚えちゃうね。身体の動きの記憶力がいいんじゃない?」

…などと、学校のテストや成績表には反映されにくい、長女のいいところ、すごいところ、素敵なところを、できるだけその都度言葉にして伝えるようにしています。

長女が自分のことを肯定的に思え、好きでい続けられるのなら、私は喜んで親バカになります。たった一度の、わが子の育児です。


謙虚さや奥ゆかしさが「美徳」とされる国であっても、親がわが子の素晴らしさを本人に伝えるのに、誰に遠慮することもありません。


大人たちには「今」何ができるだろう

発達障害グレーゾーンの子がほんの数ヶ月の「発達の時差」で、自信を失わないためにできることの画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038021538

長女は今、宿題に進んで取り組み、教科書以外の勉強も自分で沢山発見しては、私に教えてくれます。それでも、「きょうはつかれてるから、がっこう休みたい。ママといっしょにいたい」と、くっついて離れないときもあります。

学校のテストや成績表だけで、子どもが「自分は勉強ができない」と思い込んだり、進学を諦めたり、将来の夢が消えてしまったり、大人になっても「勉強=つらくて苦しいもの」と苦手意識を持ってしまうのは、あまりにもモッタイナイことだと、私は思います。

「成長のしかたの違い」だけで、無限に広がるその子の可能性の芽が間引かれていかないように…。

「個性の違い」だけで、未来を担う子どもたちのキラキラした瞳が曇らないように…。

私たち大人には「今」何ができるでしょうか。

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