年末年始に「アナログゲーム療育」を!みんなで楽しくやってみませんか?
年齢別・子ども同士で遊びたいゲーム
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10154000776
暗黙の了解や明文化されないルールが多くある、子ども同士の集団遊びには入りにくい子は、ルールがはっきりしているアナログゲームを集団遊びの入り口にしてみましょう。
ここでは子どもの年齢別に、おすすめのゲームを紹介します。
勝敗や順位の概念を覚えることを目標に遊んでみましょう。勝ち負けが分かりやすく、ある程度運で決まるようなゲームがおすすめです。
◇虹色のヘビ
ヘビのあたま、胴体、しっぽの描かれたカードを一枚ずつめくって場に出し、色が合うようにつなげてヘビを完成させるゲームです。ヘビを完成させると自分のカードにできて、めくるカードがなくなるまでにいちばん多くカードを持っている人が勝ちです。色が鮮やかできれいなので、目で見る情報につよい視覚優位の子どもにおすすめです。
◇坊主めくり
百人一首の読み札を一枚ずつめくり、自分の札にしていきます。
坊主を引いたら手札をすべて場におき、姫を引いたら場にあるカードをすべてもらえて、さらにもう一枚札を引けます。百人一首に親しむこともできる、お正月にぴったりのゲームです。
「どちらがより有利か」などといった判断が求められるゲームに挑戦してみましょう。自分で考えて勝つことで、ゲームをより楽しめるようになっていきます。
◇パカパカお馬
道具を集めながら進むすごろくのようなゲームで、数字が書かれたものと道具の絵がかかれたものの2つのサイコロを振ります。出た目に応じた道具をもらうか駒を進めるかを選びながら、一番先に道具をすべてそろえてゴールした人が勝ちです。2つのサイコロの出目を見比べてより効率的な方を選ぶ、客観的思考を身に付けるきっかけになります。
http://www.gameryouiku.com/2016/02/21/
参考:客観的思考の芽生えを促す「パカパカお馬」|アナログゲーム療育のススメ
◇カヤナック
氷上の魚釣りをモチーフにした盤上で、サイコロに合わせて進んだり、穴をあけたり魚を釣ったりして、釣った魚に応じて与えられる得点を競うゲームです。
氷の代わりにボードの下に敷いた紙に実際に穴をあける感覚や、磁石で魚代わりの小さな鉄球を釣る動作の楽しさが魅力です。