年末年始に「アナログゲーム療育」を!みんなで楽しくやってみませんか?
大人が司会役をして、おとなしい子やほかの子のプレイに口を出したくなってしまう子どもをサポートし、参加する子どもたちが、平等に発言したり考える時間を持てるようにするのがポイントです。
http://www.gameryouiku.com/2015/09/10/
参考:協力して一つのゴールを目指す「禁断の砂漠」|アナログゲーム療育のススメ
自分のターンを待ったり、ゲームの順位を理解したり、順番の概念はゲームに欠かせません。ゲームを通して数の概念を理解し、順番が分かるようになるという効果も期待できます。
◇雲の上のユニコーン
1から3までのサイコロを振って進む、すごろくのようなゲームです。特定のマスにとまったときにもらえる宝石の数で勝ち負けが決まります。
「いくつ宝石がもらえるかな?」といった声掛けをして、サイコロの目に書いてある数の宝石を取らせることで、数の概念を身につけていくことができるのです。
自分から発言したり話をすることが苦手な子に、ゲームを通して発語を促すこともできます。ゲームの中のコミュニケーションを通して、相手のことを考えたり自分を表現するコミュニケーションを学ぶことができるゲームを紹介します。
◇かたろーぐ
カタログや一覧から好きなもののランキングをつくって当ててもらうゲームです。身近にあるチラシや本などなんでも題材にできるので、興味に偏りがある子どもでも楽しく遊ぶことができます。
初めは子どもの好きなものを誰かに当ててもらって、楽しくなってきたらほかの子の好きなものをあててみることで、自分を理解してもらったり他人を理解しようとしたりする機会につながります。ゲームの後にどうしてそれが好きなのか、という会話をするのも楽しいですよ。
http://sgrk.blog53.fc2.com/blog-entry-3186.html
かたろーぐ|すごろくや
◇わたしはだあれ?
まず、一人がほかの子に見えないようにカードを一枚引きます。残りのプレイヤーは、何のカードが引かれたのか、「はい」か「いいえ」で答えられる質問をすることで当てるゲームです。
初めは質問をするのが難しいかもしれませんが、大人の質問をまねしてしているうちに、だんだん質問できるようになっていきます。答えを間違えてしまったときも「どんな質問をすれば分かったかな?」などの声掛けをして思考を促すことで、質問力が身についていきます。