子育て情報『障害のある子の「親なきあと」ってどうなるの?今からできる対応策から体験談まで紹介します!』

2017年12月27日 15:00

障害のある子の「親なきあと」ってどうなるの?今からできる対応策から体験談まで紹介します!

障害者手帳についての詳細は、以下の記事をご覧ください。

もらえるお金や、出ていくお金を減らす仕組みの次に考えておきたいのはお金ののこし方です。

■お金を渡す仕組み
障害のある子を持つ保護者に知っておいて欲しいものの一つに、信託と呼ばれる制度があります。信託とは、自身の財産を人や機関に託し、自分または他人のために管理・運用してもらう制度です。

信託の中に、特定贈与信託という制度があります。これは、特別障害者(重度の心身障害者)や特定障害者(中軽度の知的障がい者および障害等級2級、3級の精神障害者など)の親なきあとの生活を支援するための信託制度です。

この制度を利用すると、最大6,000万円まで贈与税が非課税となったり、定期的にお金を給付できるため、子どもの生活が安定するというメリットがあります。

信託制度についての詳細は、以下の記事をご参照ください。


■お金をどう作るか
預貯金のほか、生命保険の死亡保障などに加入しておくと、親なきあとへの備えとなるかもしれません。

また、発達ナビで実施した保護者向けアンケートからは、預貯金や保険のほか、確定拠出年金を利用したり、投資信託などで資産を殖やしている方もいることが分かりました。


親なきあと、「居場所」への備え

障害のある子の「親なきあと」ってどうなるの?今からできる対応策から体験談まで紹介します!の画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28208001360

まずは、親なきあとの子どもの居場所にはどのような場所があるのか、どのようなサービスが受けられるのかについて紹介します。

一人暮らしや親族・きょうだいの家の他にも、障害者総合支援法に基づく障害福祉サービスの一部として、精神障害者居宅介護等制度(ホームヘルプサービス)、施設入所支援、共同生活援助(グループホーム)、短期入所(ショートステイ)などがあります。その他のサービスや詳しい情報については以下の記事をご参照ください。

障害のある人の場合、一般企業で働くことも考えられますが、障害者向けの就労支援のサービスを利用することもできます。

ここでは就労支援サービスの代表的なものとして、就労移行支援事業所、就労継続支援、地域障害者職業センター障害者就業・生活支援センターを紹介します。

就労移行支援とは、障害がある方の就労をサポートする障害福祉サービスです。
就労を希望している障害・難病がある方に対して、働くために必要な知識・能力を身につけるトレーニングや、その人に合った職場探しのサポート、就労後の職場定着までのアフターケアを行います。

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