子育て情報『書き初めの宿題が憂鬱…書くことが苦手な子どもへのサポート、 習字による書字向上のポイントをご紹介』

2017年12月28日 14:00

書き初めの宿題が憂鬱…書くことが苦手な子どもへのサポート、 習字による書字向上のポイントをご紹介

例えば、次のようなグッズがあります。

・水だけで習字の練習ができるキット
墨を使わず、水だけで簡単に習字の練習ができます。しばらく置いておくと書いた字が消えるので、子どもも気軽に習字の練習に取り組むことができそうです。

・ゆび筆
指にはめて使うタイプの筆です。まだ筆を握るのが難しい場合などに、指書きの要領で文字を書けるゆび筆を利用してみるのもいいかもしれません。

・カラフルな作品収納グッズ
書き上げた作品を収納するグッズも、カラフルなものやかわいらしいデザインのものが増えています。子どもが好きな色の作品収納グッズを使うと、子どものやる気も上げられるかもしれませんね。


書き初め、習字は書字技能向上につながるかも!

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10186003152

ここまで、書き初めをするうえでの困りごとや、それに対する解決策をご紹介しました。
書くことに関して苦手意識がある子どもにとって、書き初めや習字は工夫なしでは辛い時間になるかもしれません。

ですが、書き初めや習字は、そもそも書くことが苦手、という子どもに対して良いアプローチになることも期待できます。

普段の学校の授業では、子どもはノートやプリントなど、比較的小さい紙に、鉛筆やシャープペンシルを使って文字を書いていると思います。

一方、書き初めや習字の場面では普段使っているより大きな紙と、太い筆を用います。これら書き初めや習字に使うような道具は、書くことが苦手と感じている子どもが普段使っている道具より以下のような点から、相性が良いことが多くあります。

・大きな紙でのびのびと書くことができる
・太くて握りやすい筆で、鉛筆より安定して文字を書くことができる
・筆圧によって線の太さが目に見えて変わるので、筆圧コントロールのヒントを得られるなど

普段、小さいマス目から文字がはみ出てしまう、筆記用具をうまく使えない、など字を書くことに対して失敗体験が多い子どもも、習字だからこそ、書くことに対する前向きな気持ちを育めることもあります。

そして、習字を通して字を書く成功体験を少しずつ積み重ねることで、結果として書字技能全体の向上につながることがあるのです。

http://www.human.tsukuba.ac.jp/snerc/_userdata/07%E7%89%B9%E5%88%A5%E6%94%AF%E6%8F%B4%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E6%9B%B8%E5%86%99%E6%8C%87%E5%B0%8E.pdf
特別支援学校における書写指導 ―肢体不自由児への指導を中心にしてⅡ―河野文子

また、放課後等デイサービスなど、障害のある子ども向けの施設では、子どもの生活力や創造性の向上をねらいとして、さまざまなプログラムを実施しています。

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