子育て情報『アダルトチルドレンとは?症状や、生きづらさの原因は?回復のアプローチや取り組み方も解説します』

2018年2月16日 11:00

アダルトチルドレンとは?症状や、生きづらさの原因は?回復のアプローチや取り組み方も解説します

これは遺伝の問題だけではなく、育った家庭の環境要因にも原因があると考えられています。

https://www.amazon.co.jp/dp/4313860010
参考:斎藤学著『アダルト・チルドレンと家族―心のなかの子どもを癒す』P.113

アダルトチルドレンとしての生きづらさはその人個人だけの問題ではなく家族の問題です。子どもを傷つけた親自身、親に傷つけられて育った子どもだったかもしれません。

また傷ついて育ったアダルトチルドレンは、自分が配偶者や子どもを傷つける不安を抱えて生きていることも多いようです。このような世代間の苦しさの連鎖を断ち切るためにできることを紹介します。

親が子どもを将来アダルトチルドレンにしないためにできることとして、以下のことが挙げられます。

1. 親自身が人間として成長するよう努力する
2. 子どもの話に耳を傾ける
3. 子どもに嘘をつかない
4. アルコール依存症について教える
5. アラティーンへの参加を薦める
6. 否認をやめる
7. アルコール依存症への惨害を隠さない
8. 子どもに愛情を示すのをためらわない
9. 子どもに明確な限界を教える
10. 子どもに自分の行動の責任をとらせる

https://www.amazon.co.jp/dp/4772405615/
参考:ジャネット・G・ウォイティッツ『アダルト・チルドレン アルコール問題家族で育った子供たち』(金剛出版 1997/10/10)P.173~180
「子どもを虐待してしまうのではないか」「子どもを将来アダルトチルドレンにしてしまうのではないか」といった悩みを抱える保護者向けのサポートがあります。

社会福祉法人子どもの虐待防止センター(CCAP)は、研修を受けた相談員による電話相談を行っているほか、ケースによっては虐待などの悩みをもつ保護者同士が自分の体験を語ることによる治療的グループケアや、育児スキルトレーニングの教室の実施などを行っています。
信頼できる専門機関とつながることで、育児ストレスを減らすことが期待できます。

http://www.ccap.or.jp/02/1tel.html
子どもの虐待防止センター相談電話|社会福祉法人子どもの虐待防止センター(CCAP)

ひとりで抱え込まないことが何よりも大切です。

アダルトチルドレンを生んでしまうのは、故意に傷つける親ばかりではありません。

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