2018年3月9日 16:00
うまくいかない会話に出口が見えた!「言葉のナイフ」とまで言われた私を変えた「行動指針」
地図もないなか、大海原でぽっかりと浮いているような心もとなさを感じたのを今でも覚えています。
そんな風に心細さに悩む私を、たまに食事に誘ってくれるようなグループもちらほら現れました。友達の作り方も分からなかった私は、誘われれば大喜びでついて行きました。
ところが、私が食事に参加すると、必ずグループの雰囲気が気まずくなるのです。そして、そのうち「あいつ(私)が行くなら行かない」というメンバーが出てきました。何が起きたのか分からず、一人悩んだ私は、一緒に食事にいったグループの友達に「私何か悪いことやった?」と聞いてみました。すると、こう言われたのです。
「思ったことストレートに言い過ぎちゃうから、みんな嫌がってるみたい」
「あと、一人で喋り過ぎちゃうっていうか…」
「まっすぐでいい子だなっていうのはみんな分かってるんだけど」
言われた瞬間、私は頭がクラクラしました。
全部、小学生の頃に通信簿に書かれていたことでした。私、何も変わってない…、そう思って逃げ出したくなりました。
そのうち、周囲の人たちが私にこんなあだ名をつけていたことが分かったのです。
「マシンガントーク」「毒舌」「言葉のナイフ」
そのうちに、大学に行くためのバスに乗ろうとすると、呼吸ができなくなってバスに乗れなくなる症状に苦しみました。「どうしたら自分を変えられるのか…」「自分なんて消してしまいたい」、私にとって大学までの道のりは、とんでもなく遠く思えました。
さらに、ある人から言われた言葉が私に重くのしかかりました。
「変な自分を受け入れてくれるほど、大学の友達なんて甘くないよ?少し普通になる努力しなくちゃ」
普通になる努力、どんなに探しても答えが見えない命題を、私は突然突きつけられたのでした。
悩む私に与えられた「答え」
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10248014924
こうして始まった大学生活は、「友達を作る」なんて優雅なものではありませんでした。
自分自身の特性に怯え、自分自身を責め、何から変えていけば良いのか全く分からない毎日。人間関係は相変わらずいつまでたってもうまくいかず、大学でカウンセリングを受けるようになりました。
そこで、「あなたはあなたで良いんだよ」と繰り返し言われましたが、「通りいっぺんのことを言わないで欲しい。