2018年3月5日 11:55
アスペルガーの私は「突撃訪問」が超苦手!そんなわが家に突然の来客が!?
私、アスペルガー。予定外のことが大の苦手!
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28144027202
「晩ごはんの最中に、大きなしゃもじを持ったあの落語家さんが来たらどうしよう?」
「あのタレントさんが洗剤を持って玄関先に立っていたらどうしよう?」
あなたはそんなことを考えたことがあるだろうか?
ご存知ない方に説明すると、前者は民家を訪れ、その日の晩ごはんのメニューを紹介してもらうという、昔のワイドショーのワンコーナー。後者は主婦の方に台所用洗剤の使い心地を試してもらうというものだ。いずれも「アポイントなしで突撃する」という体を取っている。
で、私ならどうするか。
のんびり晩ごはんを楽しんでいるとき、もしくはその直後に面識のない落語家さんがいらしたら、失礼ながらびっくりして警察に通報してしまうかもしれない。大好きなタレントさんですら、丁重にお断りしてしまう気がする。
もし、同様の企画で訪れたのが、私が“推し”と称してはばからない大ファンの俳優さんであったとしても、その場で少し考え込んでしまうと思う。
「わーい!○○さんだ!」じゃないんだよ、私なのに!
ちなみに、どれだけ”推し”が好きかは、前回のコラムを見ていただければわかると思う。
ASD(自閉症スペクトラム)ないしアスペルガーの特性を持っている方ならご共感いただけるだろうか。私は急なスケジュールの変更など、予定外のことが大の苦手。特に一番強いストレスを感じるのが、突然の来客だ。
フリーライターはイレギュラーの連続。そこで私が取った対策とは!?
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=30701000169
以前は突然の誘いも苦手だった。それが楽しそうなことだとしても、だ。とにかく予定外、予想外のことに心をかき乱されてしまう。
しかしフリーランスのライターなど、イレギュラーの連続だ。ピンチヒッターとしての仕事の打診や急な加筆の依頼、スケジュールの変更などなど。それら全てに「対応できません」と返事をしていたら食っていけない。
幸い、仕事でお付き合いしている方々は、私の特性をご存知なので、想像し得る変更点について、前もって説明をしてくれる。もちろんそれ以外の変更だって起こらないとは限らない。