子育て情報『「やる気」と「できた!」を引き出すトークンエコノミー。夏休み、親子で嬉しい成功体験を積もう!』

2018年7月21日 13:00

「やる気」と「できた!」を引き出すトークンエコノミー。夏休み、親子で嬉しい成功体験を積もう!

など、トークンエコノミーシステムについて説明します。

子どもと何に取り組むかと、何回でご褒美と交換できるかを決めます。

目標は具体的な行動にします。
(いい例)「朝、起きたら顔を洗う」
(悪い例)「いい子になる」

シートの貼るスペースは5回と10回で作成してありますが、回数は減らしても大丈夫。回数を増やす場合は「トークンシートを5枚貯めたら交換」などとしても良いでしょう。

いずれも保護者が決めて押し付けることのないよう、話し合って一緒に考えると良いでしょう。子ども自身が納得してチャレンジすること、その子にとって適切な課題設定をすることがモチベーションと達成感を両立させます。

そこで、最初は好きな活動に取り組んだり、回数も初回や難易度の高い課題の時は少なめの回数にしたり、簡単にご褒美がもらえるようにすると「頑張れば交換できる」という仕組みがより理解しやすくなるでしょう。


1つできた印を何をするか、ご褒美は何がいいかなども、子どもが選ぶようにし、親子で合意しながら決めます。

ポイントは、少し頑張ったらできる回数にすること、子どもにとって嬉しいご褒美にすることです。

できた印もモチベーションとして機能するように、好きなキャラクターのシールにしたり、子どもが自分でスタンプを押したり、その子が楽しく取り組めるものを工夫するとよいでしょう。

トークンシートに約束を書き込み、子どもと一緒に取り組みます。シートは見えるところや課題に取り組む場所の近くに貼っておくとよいでしょう。

できた時はできるだけその場ですぐに具体的に褒めます。シールなどを子ども自身に貼ってもらいます。決めた回数がたまったら、ご褒美と交換します。


達成できたら、目標や強化子、回数を変えてチャレンジしましょう。「朝、顔を洗う」から「朝、顔を洗って歯磨きをする」へなど、習慣化しながら無理なくステップアップできると良いですね。


うまくいかない時はどうすればいい?

「やる気」と「できた!」を引き出すトークンエコノミー。夏休み、親子で嬉しい成功体験を積もう!の画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038018552

トークンエコノミー法に取り組んでも、三日坊主で終わったり、続けられなかったりする時は、何が原因なのでしょうか?以下の視点で、目標設定が適切かどうか、子どものモチベーション付けができているかチェックしてみましょう。

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