リトミックとは?具体的な目的・効果・音楽療法との違い、受けられる場所・選び方・費用についてもご紹介!
まずは体験から始め、子どもの様子を見て判断するとよいでしょう。
リトミックって具体的にどんなことをするの?
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038009524
リトミックの中で最も頻繁に行われるのが「即時反応」と呼ばれるものです。
即時反応では、音楽が鳴っている間は自由に動いて表現し、音楽が止まると動きを止めるという動作を繰り返す活動を行います。音楽が鳴っている間の表現は「動物になりきってみよう」「ゆっくり歩いてみよう」などと大まかなルールを決めておき、子どもたちはルールに沿って各自考えて動きます。
「即時反応」は、外部の状況を注意深く観察し続けるため、集中力の向上を促します。音に合わせて動いたり止まったりすることは、自分の体をコントロールする力を得られると同時に、自分の体をコントロールできたという自信や自己肯定感アップにもつながります。
「即時反応」の他にもリトミックで扱う項目は「声のコントロール」 「遊び歌」「演奏」など多岐にわたり、子どもたちの成長に合わせて最適な内容が選ばれます。
https://ci.nii.ac.jp/els/contentscinii_20180618112411.pdf?id=ART0009676235
参考:幼児の音楽発達とリトミックに関する一考察 ― 楽曲分析と事例検討をとおして ― |京都文教大学 臨床心理学部研究報告2010 年度第3集
リトミックは何歳から始めるのがベスト?
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子どもは、生後4ヶ月くらいから音を認識し始め、音に適応する準備が整ってきます。3~4歳になると音に反応して遊べるなど、聴覚と運動能力を結びつけられるようになり、この頃には歌を真似てみたり、一曲を通して歌えるようになったりします。
やがて5歳には成人と同程度の聴力を持つようになり、音程を取ったり、音の高低といった音域の違いも読み取れます。このように年齢や発達の度合いによって、音への理解度はまったく違うのです。
https://ci.nii.ac.jp/els/contentscinii_20180618112411.pdf?id=ART0009676235
参考:幼児の音楽発達とリトミックに関する一考察 ― 楽曲分析と事例検討をとおして ― |京都文教大学 臨床心理学部研究報告2010 年度第3集
リトミックは、首が座っていれば0歳からでも可能で、親子で参加できるベビーリトミックを行っているところもあります。