子育て情報『【指定難病】脊髄小脳変性症(SCD)とは?気になる症状や進行、治療などを解説します』

2018年8月28日 08:00

【指定難病】脊髄小脳変性症(SCD)とは?気になる症状や進行、治療などを解説します

(監修)「脊髄小脳変性症・多系統萎縮症診療ガイドライン」作成委員会 (編集) 『脊髄小脳変性症・多系統萎縮症診療ガイドライン2018 』(南江堂・2018年)


家族も知って安心。利用できる福祉制度・相談先

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10161012611

脊髄小脳変性症は、厚生労働省の認可する指定難病に認定されており、医療費の補助や福祉・介護サービスなどを受けることができます。

患者本人や家族の生活を支えてくれる制度や相談先を知り、頼るようにしましょう。◇医療ソーシャルワーカー
病院の医療ソーシャルワーカーは、病気やけがで生じる心理的・社会的問題、経済的問題を患者や家族が解決できるようにお手伝いしてくれます。

診断された本人や家族がどう受け止めたらいいか悩んだり、進行して働くことができなくなる不安、身の回りのことが一人でできにくくなっていくといった問題に専門的な立場から寄り添い、改善の糸口を考えてくれます。

https://www.jaswhs.or.jp/guide/sw.php
参考: 医療ソーシャルワーカーとは|公益社団法人 日本医療社会福祉協会

◇特定医療費(指定難病)受給者証
認定申請によってお住まいの都道府県から交付されます。受給者証があると、医療費について、所得に応じて一部が助成されます。

◇障害者総合支援法
「障害者総合支援法」では、障害者の定義に難病等も含まれます。
そのため身体障害者手帳を持たない難病患者にも、障害福祉サービスが公費負担されます。

お住まいの市町村区の担当窓口で申請をすると、障害福祉サービス・相談支援・補装具及び地域生活支援事業 (障害児の場合は、障害児通所支援と障害児入所支援も含む)が利用できるようになります。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/sougoushien/index.html
参考: 障害者総合支援法が施行されました| 厚生労働省

◇介護保険
介護を必要とする人に対し、その費用の給付を受けられます。介護保険に必要な要介護認定は本来、65歳以上が対象ですが、脊髄小脳変性症は40歳以上から対象となります。

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