2019年1月24日 07:00
ASDとADDの凸凹結婚生活、正反対だから面白い!?わが家の場合
発達障害の診断は、結婚の妨げになるのか?
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そもそも私が発達障害の診断を受けようと思ったのは、数年前に当時まだ交際中だった妻がADD(注意欠陥障害)の診断を受けたことがきっかけでした。
妻は以前から、どれだけ準備しても忘れ物やうっかりが多かったり、ギリギリになるまでなかなか着手できなかったりで、私から見ても「努力ではどうにもならないさまざまな困難があるんだな」と感じていました。
そのため、妻からADDという診断を受けたと聞いたときも、驚きはなく、「しんどいところがあったら、自分が代わりにやるなり、やり方を工夫する相談に乗ったりするから言ってねー」と伝えたくらいでした。
その後、私もADHD(注意欠陥・多動性障害)とASD(自閉症スペクトラム障害)という診断を受けました。妻にそれを話したところ、冷静に「やっぱりそうなんだ。感覚過敏とかあったりするの?」という話になりました。
つき合いが長かったこともありますが、日々、いろいろなことを話し合っていた私たちにとって、「診断」は関係を揺るがすようなものにはなりませんでした。実際、結婚するにあたって、改めて話し合うことも特にありませんでした。
ただ、診断を受けたことは、お互いのことをより考えるきっかけにはなりました。私が他の人も同じように感じているのだろうと思っていたことは、特性ゆえに感じていた困難だったことがわかったり、お互いが得意なことと苦手なことを知ったりすることができたのです。
異なる発達障害のある夫婦の日常生活は…?
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そんなこんなで結婚した私たち夫婦の日常生活を人に話すと、笑ってもらったり驚かれることがよくあります。
ASD要素が強い私とADDの妻という私たちが日常生活でどんな生活をしているのかちょっとご紹介しようと思います。肩の力を抜いて読んでいただければ幸いです。
足の裏が気になる私とまったく気にしない妻
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私は家の中を裸足で歩いていて、足の裏に砂粒や何かがつくと、とても気になってしまいます。