子育て情報『3月21日、世界ダウン症の日に向けて。ダウン症のある人が「私たちの未来」を語る!イベントレポート』

2019年3月1日 14:00

3月21日、世界ダウン症の日に向けて。ダウン症のある人が「私たちの未来」を語る!イベントレポート

(アイディアを寄せた会員さんの言葉)。
※Tシャツの販売は、2019年2月24日までで終了

3月21日、世界ダウン症の日に向けて。ダウン症のある人が「私たちの未来」を語る!イベントレポートの画像

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ファッションショーのモデルは、ダウン症のある子ども・大人と、そのサポーターの方たちです。

ステージには、さまざまな組合せのモデルが登場しました。親子、きょうだい、祖母も含めて3世代家族で。中学校が別々になるお友だちと小学校卒業記念に。引っ越す前に保育園のお友だちと。担任の先生と。
家族ぐるみのお友だちグループも。ラストには、知的障害のあるファッションモデル「スマイルモデル」として活躍している方や、スペシャルビューティーコンテスト(知的障がいのある方のビューティコンテスト)ファイナリストも登場しました。

ショーモデルに公募で選ばれたメンバーは、この日の午前中、ウォーキングの特別レッスンを受けました。レッスン指導は一般社団法人スマイルウォーキング倶楽部が行いました。

代表理事の髙木真理子さんは次のように話しました。「はじめからこんなに格好よくポーズを決められたわけではありません。立ち姿はトレーニングで変わります。人前に立つのが楽しい、見られてうれしいと体感することで自信がつき、外に出ていきたい気持ちが強くなるんです。
これから、もっともっと社会に出て、可能性を感じて世界へもチャレンジしてほしいです」


イベントに出かけてみると、何かがわかる、何かが変わる

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イベントに参加していた、渡辺楓香ちゃん(3歳)のママ、渡辺かなこさんにこの日の感想を聞きました。

「こうして、大人になった人が夢を語ってくれると、可能性を限定してはいけないと、あらためて思います。ダウン症のある人は、こういうものだと、どうしても決めつけがちになりますが、親の私たちの意識も変えていかなくちゃと思います」

たくさんの個性が披露された1日。ダウン症のある人たちの今と未来がいっぱい詰まっていたイベント。このあと全国各地でのイベント情報は、「世界ダウン症の日」2019のサイトに掲載されています。近くのイベントに足を運んでみては?

また、2019年11月には、日本ダウン症会議の開催が予定されています。ダウン症に関する最新の研究の報告のほか、ダウン症のある本人たちによる生活についての発表も予定しています。


http://jcds.jpn.org/jcds2019/
日本ダウン症会議|日本ダウン症協会


たくさんの家族やお友だち同士が、イベントに参加していました

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写真は、ロビーで行われたハンドスタンプアートプロジェクトに参加した2歳の男の子とご両親(右上)

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