2020年11月2日 15:15
群れる女子との距離感からSNS疲れ対策まで。発達障害当事者3名が本音で語る!動画も配信【Part2】
年齢によっては学校の世界がすべてになってしまいがちですけど、そんなことは全然ないんですよね。
Upload By 発達ナビ編集部
https://youtu.be/RaQn6pKd0kY
LITALICO発達ナビ 女性・女の子の発達障害(3)学生時代の友達関係
ーーSNS疲れの経験はありますか?
宇樹さん:SNS疲れ、ありますね。だから、通知はほぼ切ってます。
姫野さん:私も宇樹さんと同じで、通知は切っています!
宇樹さん:あとは、タイムラインをムダに眺めない!1日に3回ぐらい見るタイミングを決めて、それ以外は見ないようにしています。特にTwitterは刺激にあふれているので、すぐに疲れてしまうんです。
姫野さん:感情が揺さぶられてしまいますよね。
鈴木さん:そうですよね。
いろいろなものが流れてきて、ADHDのある私は刺激されてすごくおもしろいんですが、引っ張られないように気を付けています。あと、SNSに書いていることを読んで、あたかも私のことを全部わかったように接してくる人がいると、すごく疲れてしまいますね。SNSに自分のすべてを書いているわけではないのに…。
姫野さん:わかります…。あとは、フォロワー数が増えるとメッセージが埋もれてしまって、必要な返信をしていなくて気まずくなってしまったこともありました。
ーー通知を切る、タイムラインを見過ぎない、他に何か付き合い方のコツはありますか?
宇樹さん:リアルの人間関係と一緒で、SNSも適度な距離が大事だと思います。
姫野さん:距離感ですよね…!10年ぐらい前、本当にSNS中毒になったことがありました。ちょうど会社で事務職の仕事をしていた時期なんですが、とんでもなく向いてなかったんですよね。
算数LDなのに経理業務もあって。会議用資料の準備を依頼されても、コピーが曲がっていたりサイズが違ったりで。
よく3年間やってたなと思うんですけど、そうすると家に帰ってきてからずーっとSNS。ある日、このままではダメだなと思って、1週間SNSを禁止して、小説を書き上げたんです。それを文学賞に応募したら最終選考まで残ることができて、それが今の仕事につながっています。こんな過去の経験もあって、SNSとは自分の距離感で付き合っていけたらと思っています。
鈴木さん:たしかに。あとは、SNSに過度な期待を持たない方がいいのかなと思っています。