2022年1月25日 06:15
頑張る時期が周りより5年ズレてた!?中高時代、成績最悪だったADHD息子が18歳でようやくみつけた勉強法
成果が出ないとヤル気もなかなか起こらないというのは分かります。
Upload By かなしろにゃんこ。
「結局、『コツコツと覚えていく』『一つひとつ積み重ねていく』方法しかないんだって納得できるくらいの経験値が少なかったから、真剣に勉強に取り組めるようになるまで何年もかかってしまった」と息子は言います。
「みんなはもっと簡単に覚えているんだろうと思っていた」とも言っていました。自分だけがスゴイ努力が必要なんじゃないかと思っていて、それをやるのは面倒くさいな…と感じていたそうです。周りのみんなも繰り返し暗記して覚えているんだと、あとになってから分かっていったようでした。
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18歳のとき、息子が発見した「勉強モード」になる方法
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そんな息子は、好きな動画を見て、楽しく気持ちのいい時間を味わいながら勉強を始めるとスルリと勉強に入っていけるんだと専修学校の高等課3年のときに自分で発見!「自分は好きなものと勉強を結びつけてスタートさせるとやりやすいと分かったんだ」と言っていました。
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また、「勉強しているのに『お風呂入りなさい』とか『学校からの手紙出しなさい』とか声かけられると調子よく勉強モードをつくった雰囲気が台なしになるから声をかけないでほしいって思ったね!」とも言われました。22時ごろになると声をかけて、就寝の準備を促していたのが息子にとっては勉強の妨げになっていたと知り、母は反省です…。息子は、自分なりのやり方を見つけてから勉強への苦手感が少しずつ軽減・解消されていったのではないかと思います。
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調子よく勉強できるようになる脳年齢があるのか?精神年齢と関係があるのか?知りたいところです。
現在息子は23歳となり、車の整備士から異業種に転職して再度資格取得に向けて専門の講習などを受けています。
学生のころと変わらず周りについていくのが大変のようですが自分なりの集中法で毎日机に向き合うことができるようになっています。
執筆/かなしろにゃんこ。
(監修:井上先生より)
お子さん自身が自分のやりたいことや、自分に合った勉強法を見つけることができたのはとてもすばらしいですね。思春期以降にこのことに気づけることは、とても重要だと思います。