子育て情報『「夜寝ない、やけどを痛がらない、発語なし」は自閉症の兆しだった?1歳半健診では問題なし、2歳10ヶ月で自閉スペクトラム症と診断されるまで』

2023年2月3日 06:15

「夜寝ない、やけどを痛がらない、発語なし」は自閉症の兆しだった?1歳半健診では問題なし、2歳10ヶ月で自閉スペクトラム症と診断されるまで

と言われました。お姉ちゃんが親の参加が多い幼稚園に入ったので良くまちゃを連れて行きましたが、少しでも目を離すとあっという間にどこかに行ってしまうので、物分かりが良いお姉ちゃんよりもまちゃが大変だった記憶しかありません。

2歳になる少し前に育児支援センターに隔月で来ていた言語聴覚士に相談に行き、そこで初めて「この年齢ならできているはずことができていません」と発達の遅れを指摘されました。まちゃは「これをお父さんに持っていって」というような行動もできなかったのです。このときに発語を促す関わり方をいくつか教わりました。夫とももっと丁寧にまちゃと関わろうと話し合い、発達センターで正式に発達検査を受ける予約を入れました。そして大好物だった「バナナ」と言う練習を始めたりして、隔月でまた言語聴覚士のところに行きました。


発達センターで受診。
自閉スペクトラム症と診断される

「夜寝ない、やけどを痛がらない、発語なし」は自閉症の兆しだった?1歳半健診では問題なし、2歳10ヶ月で自閉スペクトラム症と診断されるまでの画像

Upload By カタバミ

まちゃは2歳10ヶ月で発達検査を受けて自閉スペクトラム症だと診断されました。専門家が診たら一目瞭然だったようです。でもその後も育児支援センターや母子相談室では「でもまちゃくんなら大丈夫。障害の程度も重くはないと思います、きっと心配ありませんよ」と言われ続けました。しかし今、まちゃの障害は軽度ではありません。
私はまちゃが大丈夫と言われ続けた原因は、まだ小さくて分からなかったということと、私の前では比較的落ち着いていたからだと思います。それから今まで私自身の身近に障害のあるお子さんがいなかったので、私がとても無知だったことも原因だと思います。
障害があることが分かりやすいお子さんも、気づかれにくいお子さんもいると思いますが、療育を始めるのは早い方が良いと言われていますから、少しでも疑問を抱いたら積極的に専門の方に診てもらった方が良いのではないかと思います。
執筆/カタバミ

(監修:新美先生より)
発達障害と診断を受けるまでのことを書いていただきありがとうございます。最初からわが子に発達障害があるのではないかと思う方は少ないので、診断を受けて発達障害についての知識が増えてから、小さいころのことを思い出すとそういえばこういうことがあったなと思い出すことは多いと思います。
あとから振り返って、もっと早く気づくチャンスはあったかもしれないと思うこともあるかもしれませんが、2歳10ヶ月の診断は遅くなくて、むしろスムーズな経過だったのではないかとも思います。

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