子育て情報『パニック障害(パニック症)の治し方は?薬や治療法、発作が起きたときの対応を紹介。併存症や発達障害との関わりなども医師が解説!【医師監修】』

2023年2月19日 14:15

パニック障害(パニック症)の治し方は?薬や治療法、発作が起きたときの対応を紹介。併存症や発達障害との関わりなども医師が解説!【医師監修】

広場恐怖症を発症する前にパニック障害を発症している人が多くいることが分かっています。

双極性障害とそのほかの精神疾患が併存することは多く、特にパニック発作を併発することが多くあります。

調査によって併存する割合にばらつきはありますが、パニック障害とうつ病を併存することがあることが分かっています。


パニック障害と発達障害との関わり

ASD(自閉スペクトラム症)やADHD(注意欠如・多動症)の併存症としてパニック障害を含む不安障害の症状があらわれる場合があります。

また、厚労省の調査では、大人になってから発達障害があることが分かったという人が多くいることが分かりました。自身に発達障害があることに気がつかないまま生きづらさを抱え、二次障害としてパニック障害を併発することがあります。

https://mhlw-grants.niph.go.jp/system/files/2017/172091/201717005A_upload/201717005A0024.pdf
参考:成人期発達障害者の生活実態に関する調査 〜全国の発達障害者支援センターの新規相談者の1202例の分析〜|厚生労働省


パニック障害は完治する?自力で治せる?医師に聞いてみました

A:パニック障害は早期に適切な治療を行えば完治することも多いので、心療内科、精神科などに相談することが大切です。薬物治療に加えて精神療法の併用が重要だということが分かっています。


A:パニック障害は医師にかからずそのまま放置をして完治するものではありません。
そのまま放置をしたり、気合いで乗り越えようという対応は、逆に症状の悪化や慢性化を引き起こしてしまいます。パニック障害は治療が遅れやすいので「もしかして…」と思ったら早期の専門家への相談をしてみましょう。

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パニック障害の治療には周囲の理解も必要です

パニック障害とは、突然の動悸やめまい、発汗と共に恐怖を感じ、いつ次の発作が起きるかという不安を伴う精神疾患です。ほかの精神疾患との併存や、発達障害の二次障害として発症することもあります。
パニック障害は適切な治療をすれば完治することが分かっています。もしかしてパニック障害かもしれないと思ったら、医療機関などに相談しましょう。


また、パニック障害の治療には周囲の理解も必要です。

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