子育て情報『場面緘黙(場面緘黙症/選択性緘黙)とは?なんで喋れないの?原因、治療法、環境の整え方や脱感作について小児科医が解説【専門家QA】』

2023年5月15日 06:15

場面緘黙(場面緘黙症/選択性緘黙)とは?なんで喋れないの?原因、治療法、環境の整え方や脱感作について小児科医が解説【専門家QA】


場面緘黙(場面緘黙症/選択性緘黙)とは?

場面緘黙(場面緘黙症/選択性緘黙)とは、発声器官の障害がなく言語能力にも問題がないにもかかわらず、特定の場面で話せなくなってしまう疾患です。

家族とは話せるのに、幼稚園や学校などで先生やクラスメイトなどと話せない場合があります。2~4歳での発症が多いですが、学校へ行き始める時期まで気づかないこともあります。

このコラムでは、
・場面緘黙の「環境の整え方」
・場面緘黙は親の育て方が原因?
・場面緘黙は治るの?
・場面緘黙の治療について
・場面緘黙の診断は何科を受診すればいいの?
など、場面緘黙にまつわるギモンから、子どもに場面緘黙がある保護者のお悩みや困りごとなど専門家の先生のアドバイスを交えてご紹介します。


【発達ナビQ&A】場面緘黙のわが子はどうしたら喋れるようになる?「環境を整える」ってどうしたらいいの?

発達ナビのQ&Aコーナーでは、子育てに関する疑問や知りたいことを質問するとほかの発達ナビ会員の方々が実体験などをもとに答えてくれます。

場面緘黙に関する質問とその回答をご紹介します。

3歳の息子が場面緘黙です。
本人が安心できる環境を整えると良いと記事にありましたが、具体的にどんなことをすれば良いのでしょうか。
家庭や幼稚園の何を変えればより安心できる環境になるのでしょうか。
出典:https://h-navi.jp/qa/questions/173887

https://h-navi.jp/qa/questions/173887
こちらの質問には以下のような回答が寄せられました。

(略)
場面緘黙のお子さんのお母さんは、常にお子さんの代弁者としてお友達にお子さんの気持ちを伝えるのが仕事です。黙っているけど楽しいとかうれしいとか遊んでくれてありがとうとか。

実際にこれをしていた保護者のお子さんは小学校低学年で決まったお子さんとなら話せるようになっていました。
あとは幼稚園の後にお家(お子さんが話せるから)へ招待したり、お泊まり会をしたり、土日は地域の活動やお稽古事で幼稚園のお友達や小学校のお友達と会うようにしていました。

話せないことをプレッシャーに思わないような配慮をしてもらってなるべくみんなと同じ事をさせて貰うことです。例えばお当番さんは前に出て話すのですが、紙に書いたものを持たせるとか、お友達に声だけやってもらうとか、オープンにして多くのお友達に助けてもらう事です。

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