子育て情報『1歳児の心身や言葉の発達目安は?月齢別チェックリストも/小児科医監修』

2023年7月21日 14:15

1歳児の心身や言葉の発達目安は?月齢別チェックリストも/小児科医監修

|こども家庭庁

https://www.city.shirakawa.fukushima.jp/page/page000412.html
参考:白河市 保健福祉部こども支援課

初めてのお誕生日を迎える1歳は大きな区切りですが、心身の成長の節目は1歳半ごろです。このころには、体型も赤ちゃん体型から、立って歩く筋肉がついてきて幼児体型へと変わっていきます。そのため乳幼児健診も1歳6ヶ月健診があり、身体測定、歯科検診、身体機能、心の発達のチェックをします。

たとえば、興味がある物や手に入れたい物を指さすのではなく、大人の手をとって連れていく行動(クレーン行動)が見られたり、おしゃべりをはじめ積極的に人と関わろうとしなかったり、ことばではなく奇声を発することが多かったり、ずっと頭を振っているなど(常同行動)がある場合、発達相談を勧められることもあります。


運動発達、言葉の発達などが遅れている場合

発達の遅れが見られるときにはどのような相談先があるでしょうか。まず活用してほしいのは1歳6ヶ月健診です。子どもの状況などを踏まえて、さまざまな相談窓口を紹介されることもあります。健診時に相談しなかった、できなかった場合は、かかりつけの小児科医に相談してみるのもよいでしょう。
成長の様子を見守っていたらいいのか、早めに療育などを始めたがほうがいいのかなどの判断もしてくれるでしょう。地域の相談窓口としては次のようなところがあります。

公的機関であり、健康や保育に関する地域の相談窓口のような場所です。各種の健診、発達相談などを行っています。引っ越したばかりなど、どこに相談していいかわからない場合にも地域医療とつながる最初の窓口となります。

保健センターと同様に公的機関ですが、子どもの発達支援に特化した窓口となります。発達相談をしたのちに、児童発達支援センターでもっと具体的な子育てについての相談などができます。

https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/000791881.pdf
参考:児童発達支援センターの位置づけについて|厚生労働省


まとめ

1歳代のうちでも1歳6ヶ月ごろは、成長の大きな節目です。
このころまでに、興味をもった対象に自力で移動して近づき触るようになり、自分がしたいことを態度や声で示すようになってきます。お世話してくれる大人との信頼関係を深め、自己主張を受け入れてもらうとうれしいと感じ、同時に自我が芽生えます。心身ともに赤ちゃん期を脱し、「子ども」へと成長していくのが1歳代です。

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