子育て情報『発達凸凹娘がうつ発症で命の危機!?激やせ、不眠、投薬で錯乱…家族で支えた回復までの軌跡』

2023年10月1日 16:15

発達凸凹娘がうつ発症で命の危機!?激やせ、不眠、投薬で錯乱…家族で支えた回復までの軌跡


親子で心療内科を受診して、まさかの診断を受ける

発達凸凹娘がうつ発症で命の危機!?激やせ、不眠、投薬で錯乱…家族で支えた回復までの軌跡の画像

Upload By ラクマ/ワッシーナ/ニャーイ

わが家は母である私・ワッシーナを筆頭に、家族のほぼ全員が個性いろいろな発達凸凹タイプです。それぞれの特性をキャラクター化しており、動物の顔をしています。

スケジュール管理の苦手さから、商業デザインのイラストレーターになる夢を諦めた長女ニャーイは、新たに「教師になる」という目標を見つけ、努力を続けていました。アメリカの大学を卒業し日本に帰国すると、ニャーイは地元のインターナショナルスクールの教師として採用されました。憧れ続けていた教師の仕事でしたから、ニャーイは張り切って働いていました。

ところが勤務が始まってから数ヶ月過ぎたあたりから、だんだんとニャーイの元気がなくなっていきました。半年も経つと顔色が悪くなり、体重が10キロも落ちてしまいました。本人に「体調が悪いの?」と聞くと「大丈夫、疲れているだけ」と答えました。


ある日のことです。ニャーイは、授業で使う教材や書類を山のように抱えて帰ってきていました。玄関から「ただいま」の声が聞こえたのに、いくら待っても家族が夕食中の居間に入ってきません。気になって見に行くと、ニャーイは書類や鞄を手に持ったまま、玄関に倒れています。私は怪我でもしたのかと驚いて駆け寄りましたが、なんとニャーイは熟睡していたのでした。

そのうち、どうやらニャーイは夜眠れていないようだということが分かってきました。夫のラクマがニャーイの体調をかなり心配して、本やネットで調べたり、似た症状の人への聞き取りを重ねたりした結果を私に伝えました。

「ニャーイはもしかしたら、うつかもしれない。
仕事を休んで心療内科を一緒に受診する」とラクマは言いました。ニャーイは受診することをとても嫌がりましたが、ラクマと2人で説得し、私も同行して3人で受診しました。

その結果、うつの中期だと診断されました。医師は「仕事ができる状態ではありません。明日から半年間、休職してください。半年で回復できない場合は、さらに半年間休職してください」と告げました。私とラクマとニャーイは、とても驚きました。まさかそこまで進行しているとは想像していなかったのです。


ラクマは「発達障害の二次障害でうつを発症したのでは?」と質問しましたが、医師は首をひねるばかりで明快な答えはありませんでした。

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