2023年10月1日 16:15
発達凸凹娘がうつ発症で命の危機!?激やせ、不眠、投薬で錯乱…家族で支えた回復までの軌跡
というだけでは相談に来れない方もいらっしゃいます。相談すべき適切なタイミングと本人の困った感覚のずれが原因の一つです。ラクマさんがニャーイさんに提案されたように、定期的な相談機会の提供は問題の解決だけでなく予防にも有効だと思います。ニャーイさんとのふりかえりをまとめたサポートブックは、ラクマさんに加えて、パートナーのお婿さんによっても引き継がれていくのでしょうか。就労編に続いて子育て編があると、多くの方にも参考になると思います。
(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
「家事・育児分担して」「子どもにそんな接し方やめて」パパに伝わらないお願い…伝え方を変えると!?