子育て情報『小学校と中学校、合理的配慮はどう違う?先生との面談のコツや持ち物、友達トラブル対処法も【連載ライターさんに聞いてみた!】』

2024年2月27日 14:15

小学校と中学校、合理的配慮はどう違う?先生との面談のコツや持ち物、友達トラブル対処法も【連載ライターさんに聞いてみた!】

中学校の先生方のほうが厳しく感じられるかもしれませんが、ある意味分かりやすくはあります。生徒にも評価基準を伝えてあり、何が良くて何がよくないかが分かりやすい環境です。そして小学校時代よりも子どもたちも成長しています。大人が子どもに対して細やかに配慮するというよりも、子ども自身が自分の得意不得意を理解しながら必要なことは自ら申し出られること、困ったら自分で先生方に伝えられることを目指してゆく時期になります。そのあたりで保護者の方が戸惑われることもありますが、保護者の方にとっては、徐々に手を放していく練習だと思っていただくとよいかと思います。そうしたところでの保護者としての不安やその準備段階におけるいろいろ(本人がなかなか言い出せないものを学校に知らせて大人の間で共通理解を持つなど)をスクールカウンセラーとの間などで扱っていけるとよいでしょう。

https://h-navi.jp/column/article/35029897
前の記事はこちら

(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。


神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。

ADHD(注意欠如多動症)
注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.