幼稚園はおむつ登園NG!?トイトレが進まない発達グレー息子、入園式までカウントダウン!絶望から成功への軌跡
と言い便器に座りました。しかしいつもと違う状態での排泄は簡単にはいかず、便器に座っても出ません。
息子は慣れないトイレでの不安と闘うように何度か座って降りてを繰り返し、やっとのことでオシッコを出すことができました。
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3歳3ヶ月、幼稚園入園5日前の出来事でした。息子のトイレ成功を家族全員で喜び、ご褒美に特別に大きめのおもちゃを買ってあげ、息子の頑張りを褒めました。
その後息子はおまるを1度も使うことなく、トイレでオシッコをするようになりました。
(ちなみにこの時うんちはオムツでしかできず、トイレでうんちができるようになるのは年中になってからでした)。
執筆/ネコ山
(監修:新美先生より)
トイレトレーニングが入園5日前にトイレ成功したエピソードを聞かせて下さりありがとうございます。
劇的な展開にハラハラしました。
さてさて、トイレトレーニングの時期や手順は個人差が非常に大きくて、どんなに頑張っても入園までに間に合うとは限りません。トイレトレーニングを始める準備段階として、膀胱にある程度尿が貯められるようになり、まとめて排泄できるようになっている、尿意を感じられる、ある程度コミュニケーションが取れ、まねをする、ほめられるとうれしいと思えるなどが育ちつつある時点で始めるとスムーズに行きやすいです。
ASD(自閉スペクトラム症)などの発達の偏りがあるお子さんの中には、排泄の生理機能の発達がゆっくりだったり、尿意・便意などの内部感覚が鈍かったり、まねをする、コミュニケーションをとるなどのコミュニケーション・社会性の発達がゆっくりだったりする子も少なくないので、トイレトレーニングはややゆっくり進む子が多いかもしれません。またトイレを怖がったり、こだわり行動につながることも多いです。ネコ山さんも書かれていたような、排便はオムツを履いてするというのも、よく見られるこだわりですね。
ネコ山さんに聞かせていただいたエピソードからは、息子さんが尿意を感じられるようになった時点で、本人にトイレで排泄するメリットがあるようにごほうびを設定してモチベーションを高めるのはポイントだったと思いました。ネコ山さんも息子さんもよく頑張りましたね。
お疲れ様でした。
https://h-navi.jp/column/article/35029903
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(コラム内の障害名表記について)