子育て情報『2歳で自閉症の診断。発語も身辺自立も遅れ…「小学校に入れるの?」途方に暮れる私を勇気づけた言葉』

2歳で自閉症の診断。発語も身辺自立も遅れ…「小学校に入れるの?」途方に暮れる私を勇気づけた言葉


就学先って選べるの?右も左も分からず、目の前のことに精一杯だった3歳半まで

この春から小学校に通う息子は2歳半でASD(自閉スペクトラム症)と診断されました。診断当時は喃語混じりの単語を話すのみで、目線も合わず、指さしもしなかった息子……藁にもすがる思いで駆け込んだ保健センターの発達相談で、息子の発達に応じた細やかな支援をしてくれる療育園を紹介してもらいました。2歳半で母子通園クラスに通いはじめた当時は、クラスの中で息子が最年少でした。

1歳手前だった娘も連れての通園は、体力的にも精神的にも大変でしたが、いつも優しく迎えてくれる療育の先生方に励まされ、なんとか1年間通うことができました。療育を受けるうちに、息子は3歳目前で2語文・3語文と言葉も出てくるようになり、衣服の着脱も少しずつできるようになってきていたものの、まだまだ身の回りの自立はできていませんでした。そのため、地域の幼稚園に年少で入園することは難しいだろうと考えていたので、母子通園クラスの担当の先生とも何度か面談をして相談した結果、翌年は療育園の単独通園クラスに通わせてもらうことにしました。

当時は、就学先のことは全くイメージがわかず……というか、やっと言葉が出るようになってきたものの、話も一方通行で食事もほぼ手づかみ、衣服はズボンを履くのがやっとな息子を目の前にして、「この先、この子はどうなっていくんだろう?地域の小学校に行けるのか?行けなかったらどこに行けばいいの?」と"右も左も分からず不安だけど何をしたらいいのか分からない"状態でした。

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単独通園クラスの担任の先生の力強い一言に背中を押された日

ここで単独通園クラスの担任の先生を紹介したいのですが……とても元気でハキハキしていて、息子のハイテンションなおふざけにも乗ってくれて、でもキチンと締めるところは締めるという女性の先生で……まーーーこの先生が息子の性格にピッタリとハマって(興奮)!!!

初めて私(母)と離れての生活に私自身不安を抱いていたのですが、単独通園に通い始めてからの息子の成長具合が凄まじく、オムツ外れに始まり、衣服の着脱・食事動作、おもちゃへの興味の幅の広がりまで、息子のできることをどんどん増やしてくれました(感動)。両親共々、完全にこの先生を信頼しておりました。

単独通園開始から半年経った頃、面談時に「ひとでくんの進学はどのように考えてますか?」

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