参観日に一人駆け回る発達障害長男。「どうして…」涙目の母がハッとしたクラスメイトの言葉
と時間を明確にした声かけをしてもらいました。家でもカレンダーや絵カードで視覚的にアプローチするようにしました。
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そして、年長になって迎えた何度目かの参観日。ハジュは相変わらず走り回ったり、いつもと違う雰囲気に興奮していましたが、なんとその日、最初から最後まで教室で過ごすことができたのです!
レクリエーションには参加しなかったものの、「今は教室にいる時間」ということをしっかり理解して、楽しそうに過ごしていました。ハジュの成長を目の当たりにして、私は涙が止まりませんでした。
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現在、小学4年生のハジュ。
先日の参観日では、マイクを持って堂々と自己紹介をし、とても立派な姿を見せてくれました。あの頃、不安で悩んでいた私に「大丈夫だよ」と言ってあげたいです。
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執筆/スパ山
(監修:鈴木先生より)
教室にいられたり、自己紹介ができたりしたら「できたよ カード」(家庭版&学校版)にシールを貼ってあげましょう。家庭でできたら保護者の方が、学校でできたら担任がシールを貼って褒めてあげると自尊心が上がっていきます。こういったトークン法で自分のやったことがいいことだと気づき今後も継続してできるようになるはずです。できて当たり前だと思われがちなことも、発達が気になる子どもは努力して取り組んでいます。だからポイントが必要なのです。
一つクリアしたらさらなる目標を掲げてスモールステップアップを試みていきましょう。
https://h-navi.jp/column/article/35030222
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)