離乳食中期(生後7~8ヵ月) 量や食材の進め方は? 食材の味を生かしたレシピ3選
4)食べづらそうなら段階を戻す
「ツブツブした状態や硬めの食材を嫌がる赤ちゃんもいます。モグモグが上手くいかず、丸飲みしてしまう場合も。
モグモグするのを嫌がったり、上手くできていなかったりするときは、やわらかめの離乳食に戻してあげましょう」
5)離乳食への関心を邪魔しない
「離乳食のお皿に手を伸ばしたり、スプーンに触れたがったりするとママはこぼされないように警戒しがち。そんなときは別のスプーンやお皿を用意して、赤ちゃんに触らせてあげます。食事に興味を示すのは成長の表れなので、なるべく受け入れられるといいですね」
6)アレルギーを怖がりすぎない
「卵、小麦粉、牛乳は三大アレルゲンですが、必要以上に怖がって与えないでいると、かえってアレルギーの出やすい体質になることも。赤ちゃんの体調がよくゴキゲンな日の午前中に、1回1さじから挑戦していきましょう。もちろん、なんらかのアレルギー反応が出た場合には中止します。
症状がひどい場合には、小児科を受診しましょう」
食材の味を生かしたモグモグレシピ3選
離乳食中期におすすめの3つのレシピをご紹介。10倍がゆにつぶした野菜や豆腐をプラスします。食べやすくする工夫も合わせてチェック。
離乳食中期レシピ01.
しらすの翡翠うどん
いろいろな味に慣れていけるように、うどんを主食にしたメニューを用意。「少量しか使わないので、乾麺を必要量のみ茹でます。細麺タイプを表示時間よりも1分長く加熱し、細かく刻みましょう」(料理家・みないきぬこさん、以下同)
【材料】1回分
うどん(乾麺・細め)……15〜18g(茹で上がり約40g)
しらす……10g
キュウリ……15〜20g
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かつおだし汁……大さじ1
片栗粉……ひとつまみ
かつおだし汁……大さじ2〜3
※かつおだし汁のつくり方(つくりやすい分量)
小鍋に水250ccを入れて中火にかけ、沸騰したら弱火にしてかつおぶしパック1袋(2〜3g入り)を入れる。そのまま火を止めて1分ほどおき、ザルでこす。
【つくり方】
1. うどんは表示時間よりも1分ほど長めに茹でて、ザルにあげる。
粗熱が取れたら5mm幅に刻む。
2. しらすはひたひたの熱湯に3分ほどつけて塩抜きし、ザルにあげる。粗熱が取れたらみじん切りにする。
3. キュウリはすりおろして耐熱容器に入れ、<A>を加えてラップをふんわりとかける。