七草粥はいつ、なぜ食べるの? 子どもも食べられる七草粥のアレンジレシピ5
βカロテンやビタミンC、E、ミネラルが豊富。
7.すずしろ……ダイコンのこと。白さから潔白というイメージで縁起のよい野菜とされる。胃腸の働きを促す酵素が豊富。風邪予防にも効果的。
できたて熱々を食べたい!
【基本の七草粥】のつくり方
お粥はごはんからもつくれますが、ここでは米から炊く方法をご紹介します。
「お粥は米から炊くとふっくらとした甘味が引き立ちます。コトコトと弱火にかけながら、お子さんと一緒に七草の下ごしらえを進めていきましょう!」(フードスタイリスト・鈴石真紀子さん、以下同)
【材料】(4人分)
米……1合
水……1200cc
七草セット(市販品)……1パック
塩……少々
【つくり方】
1)米を研ぎざるに上げて水気をきり、鍋に入れ水を注ぐ。
2)蓋をせずに中火にかけてフツフツとしてきたら、やさしく鍋底からひと混ぜする。弱火にしたら完成まで触らず、お好みのやわらかさになるまで30〜40分ほど加熱する。
3)すずなとすずしろは実と葉を分け、実が小さいものは皮ごと食べやすい大きさに切ってから薄くスライスする。
4)鍋に湯を沸かし3を加え少し柔らかめにゆで、ザルやバットに取り出す。ゆで湯は捨てずに、次は葉をゆでる。葉はしっかりと水洗いし、残った鍋の湯で茎の固いものから順に入れ、さっと茹でる。
5)茹でた七草を包丁でトントンと音を立てながら刻み、水気をしっかりしぼっておく。
6)2のお粥が炊けたら塩を少々加えて、ゆでた七草を入れ温め、軽くかき混ぜる。
Point>>>
「加熱中にお粥をかき混ぜると粘りが出て焦げやすくなります。
弱火でコトコト煮て混ぜないことで、旨味や甘味が引き出されます」
「下ごしらえした七草はお粥の完成直前に加え、煮すぎないようにします。加熱しすぎると青菜が変色してしまいます。お粥はできたてがおいしいので七草の緑色が鮮やかなうちにできるだけ早めにいただきましょう」
基本の七草粥のアレンジレシピ5選
青菜が苦手な子でもOK!
#01【ささみとたまごの親子粥】
「青菜の苦味が和らぎ、ささみで食べ応えをアップしたたまご粥です。大人用は、柚子胡椒を加えても◎」
【材料】(1人分)
ささみ……1本
塩……ひとつまみ
酒……大さじ1
醤油……小さじ1/2
基本の七草粥……200g
溶きたまご……1個分
【つくり方】
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