子育て情報『小学生のお年玉の相場、気になる1年生の平均金額は17,480円。3万円以上もらう子は25%も!』

小学生のお年玉の相場、気になる1年生の平均金額は17,480円。3万円以上もらう子は25%も!

を買う子どもの割合が増えます。子どもの興味関心の移り変わりがお年玉の使い道にも如実に表れていて、興味深いデータです。子どもたちが、お年玉を使って大好きなものを嬉しそうに買う姿が、目に浮かびますね。

小学生のお年玉の相場、気になる1年生の平均金額は17,480円。3万円以上もらう子は25%も!


お年玉は誰が管理している?

ここまで見てきたように、多額かつさまざまな使い道があるのがお年玉。子どものいる家庭では、このお年玉を誰が主導して管理しているのでしょう。

住信SBIネット銀行の調査(2017年)によると、子どものお年玉を「親がすべて管理」すると答えた人の割合は、子どもが5歳以下の場合で92.6%であったのに対し、子どもが6歳以上11歳以下の場合だと64.7%。未就学児のお年玉を親がすべて管理するのは自然なことですが、小学生になると親がすべて管理するケースは減り、代わりに「親と子どもでそれぞれ管理」が増えて23.5%という結果でした。

お年玉の管理の方法として一般的なのが、「子ども専用の口座で貯蓄する」というもの。
調査会社のDIMSDRIVEのアンケート(2014年)で、未就学児~小学生の子どもがいる人のおよそ65%が、お年玉は子ども専用の口座に貯めていると答えていました。子どもが自由に使っていい分を渡し、残りを子ども専用の口座に入金する、というやり方をしている家庭もあるようです。

今はまだお子さんのお年玉を親が全部預かっているというご家庭も、小学校入学を境目に、「親子で一緒に管理する」方法へとシフトしてもいいのかもしれません。

小学生のお年玉の相場、気になる1年生の平均金額は17,480円。3万円以上もらう子は25%も!


お年玉は「お金教育」の絶好のチャンス

お年玉を子どもにもある程度管理させることは、「お金教育」という観点からも大いに勧められるべきことです。

お金教育とは、「お金とは何か」「お金の大切さ」「お金の使い方」などについて子どもに教えること。「「お金教育」は幼少期から。お金の大切さを知るための、最初の4ステップ」でもご紹介している通り、正しい金銭感覚を養ったり、数・計算の概念を身につけたり、欲求をコントロールする力を養うためには、幼少期のうちからお金教育を始めておくことが重要です。多くのお金教育のプロたちが、「お年玉はお金教育の絶好のチャンス」だと断言しています。
その一人として、子どもに金銭教育の機会を提供するNPO法人金融知力普及協会事務局長の鈴木達郎氏は、次のように言います。


(お年玉を)親が全額管理することは絶対にやってはいけない
(中略)
お金のやりくりは学校では身につかない。家庭でしか覚えられないのに、その機会を奪うことになる

(引用元:日本経済新聞|お年玉で育てる「使い上手・ため上手」

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