お手伝いの習慣が学力アップにつながる! 子どもの自己肯定感を高める4つのヒント。
と、考察と挑戦を繰り返すことで、課題をクリアする達成感を得ることができるはずです。
『買い物・おつかい』で判断力・決断力・自己管理能力の総合的な力が鍛えられる
最後に、お買い物のお手伝いやひとりでおつかいに行くことも、ある程度の年齢になったら必ず経験させたいことです。
一緒に買い物へ行くことは、普段食べている料理にはどのような食材が使われているのか、調理する前はどのような形で売られているのか、お菓子とお野菜ってどっちが高いのかな?など、子どもに知っておいてもらいたい「食育」の知識をたっぷりと吸収することができるからです。
また、「この予算内で○○と△△を買ってきてね。お金が残ったら好きなお菓子を1つだけ買ってもいいよ」と、おつかいに行かせるとします。すると、子どもは頭をフル回転させて、品物を選び、お金を計算し、判断力と決断力を駆使してその課題をやり遂げるでしょう。
お買い物は、瞬時の計算力と判断力、そして何より “自己管理能力” を鍛えることができます。失敗を繰り返しながらも経験を重ねることで「生きた勉強」にもなり、国語や算数などの教科にも確実に活かされるのではないでしょうか。
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せっかく子どもが「お手伝いしたい!」と言っているのに、させないなんてもったいないと思いませんか?時間と心に少し余裕を持って、親御さんがゆったりとした気持ちでお手伝いをさせてあげることで、思わぬ教育的効果をもたらすかもしれませんよ。
(参考)
『できる子になる!0歳からのお手伝い』クーヨンBOOKS12,2015年6月,クレヨンハウス.
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