子育て情報『「なぜ?」は学びの第一歩! 子どもの知的探究心を伸ばす3つの答え方。』

2019年1月17日 10:22

「なぜ?」は学びの第一歩! 子どもの知的探究心を伸ばす3つの答え方。

幼い子の場合は、質問自体がうまく説明できず、何を言っているのかわかりにくい時も。そんなときは「なにがききたいのかわからないよ」と切り捨てるのではなく、やさしく寄り添って質問内容を引き出してあげましょう。

実際の観察や体験を通して説明を

本や図鑑で調べるのももちろんよいですが、「百聞は一見に如かず」。勉強の楽しさを知っている子は、机の上以外のあらゆる場所から学びのチャンスを得ています。


本来、何かを学ぶことは心をウキウキさせ、楽しいものです。「勉強」感覚が希薄な幼児期にこそ、その「楽しさ」を体感させることが大切なのです。

(引用元:祖川泰治(2015) ,『IQがみるみる伸びる0歳から6歳までの遊び方・育て方』,廣済堂出版.)

わからないなら机に向かって調べましょう!ばかりではなく、体感することで理解につながれば、親も子も学びの楽しさを実感できるはず。

「なぜ?」をきっかけにして、近所の図書館や川や公園へ出かけたり。
また、答えを見つけられそうな動物園や博物館、キャンプや登山などを週末に計画すれば、親子一緒にワクワクできますね。

「なぜ?」は学びの第一歩! 子どもの知的探究心を伸ばす3つの答え方。


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子どもの疑問に寄り添いたいのはやまやまだけれども、毎日忙しくそんなに余裕はない、という親御さんも多いことでしょう。

ならば、ときには「◯年生になったら学校で教えてもらえるよ」と未来へ希望をもたせてみたり、「お母さんもわからないから、◯◯くんが大きくなったら勉強して教えてくれる?」とお願いしてみたり。夏休みの自由研究のテーマにしよう、と提案し、疑問を忘れないようにメモしておくのもいいですね。

その時はわからなくても、ほかのことを勉強していくうちに知識と知識が結びつき、「なんだ、そういうことか!」と心から納得できる時が来ることもあるはずです。親が真摯に向き合うべきなのは、質問自体ではなく、こどもの“好奇心”の方。「なぜ?」は勉強の楽しさを知るワクワクの芽。大事に育てていけるといいですね。


文/酒井絢子

(参考)
ベネッセ教育情報サイト|「なんで?」と言われても、「間違っているから違う」としか言えません[中学受験]
AERA dot.|「9歳のころがカギ」 自分の子どもを「理系」にする方法
gooニュース|子どもの 「なぜなぜ攻撃」に、正確な知識で答えるのはNG!?
All About|カンタン! 子どもの知的好奇心を引き出す方法
All About|理科のできる子に育てる低学年からの学習法
All About|これからの教育キーワードは「没頭力」

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