国語辞典を買ったらすぐやる3つのこと。「辞書引きの習慣化」はこうすればうまくいく!
小さい体に大きくて真新しいランドセルを背負った1年生。通学路ではそんな子どもたちが一所懸命歩いている姿を見かける季節になりました。何もかもが始まる春。こちらまでわくわくしてきます。新しい習慣の一つとして「辞書を引く」ということを取り入れてみましょう。実は子どもの学習環境を見直すことで、大人にも良いヒントがたくさん得られるんですよ。
その1外箱をはずそう!
こんにちは。
ゆか先生です。前回は、国語辞典の選び方をお伝えしました。記事を読んで、親子で書店に出向いた方も多いのではないでしょうか。辞典売り場で、どれが良いかと選んでいる微笑ましい親子を見かけるたびに、こちらもとてもうれしい気持ちになります。「もしよろしければアドバイスしますよ」と声をかける怪しいおばさんがいたら、それは私です。何でも聞いてくださいね。さて、辞典を買ったらまずすることが3つあります。今日はそのお話をしますね。
さて、何ごとに関しても、それを習慣づけるためには、準備にかかる時間や動作を最小限にすることがポイントです。
例えば、身近な例で言うと、体重計。ダイエットや健康管理の目的のために、毎日体重を量ると決めたとしましょう。もし、体重計が脱衣所の棚の奥、ケースに入っているとしたら、それを棚から出して、箱から出して、乗って量るまでに何秒かかりますか?
実は人間というものは、その間にも「量るのをやめる理由」をあれこれ思いついてしまうのです。「今日は食べ過ぎちゃったからやめとこ。増えているのわかりきっているし!」こんなふうに数秒の間に考えてしまうのです。
増えているのがわかりきっているけれども、あえて量るからこそ、意味があるのですよね?量ったらドキッとするから量ることに決めたわけですよね?わかりきっているけれども、量ってみてはじめて「明日は気をつけよう」という反省につながるはずですよね?だから、目的がダイエットだとしたら、いいわけ無用でいつでもさっと量れるように体重計を出しておくのが正解なのです。
他に、毎朝ウォーキングをしようと決意したら、起きてすぐに着替えられるようウエアを枕元に置いておく。
家計簿を毎日つけたいと決心したのなら、帳簿は引き出しの奥ではなく、最上段の開けたらすぐ見える場所に置いておく。楽器を習い、毎日練習すると決めたなら、いつでも練習できるよう、楽器をケースに入れないで出しっぱなしにしておく。