子育て情報『新4年生「水の三態変化」は台所で学ぶ! 子どもの「苦手」を「好き」にさせるヒントは家にあり。』

新4年生「水の三態変化」は台所で学ぶ! 子どもの「苦手」を「好き」にさせるヒントは家にあり。

理科的思考を身につけるためにも、お手伝いは有効だというわけです。

■数字と天気と肌感覚を結びつける
また、「天気による1日の気温の変化」も苦手とする子どもが多いとのこと。天気を観察して気温を測り、その変化をグラフにして天気と気温の関係を理解することが求められるこの単元は、算数的要素も含まれます。算数でも出てくるグラフに対する苦手意識がつまずきの元になっているのでしょう。

「自然現象を数値化する」という考え方は理科の基本的なスタンスであり、今後学年が上がるにつれてもっと複雑になる内容でもあります。朝は1日の天気予報を確認して、「気温が○度なら昨日よりも少し寒いね」「湿度○%なら雨が降るかもしれないね」と、数字を絡めて会話をするように心がけましょう。

新4年生「水の三態変化」は台所で学ぶ! 子どもの「苦手」を「好き」にさせるヒントは家にあり。


4年生の社会。学習のポイントは?

4年生の社会は、3年生より広い範囲の地域や環境に目を向けた学習をします。
その目的は、社会的事象への理解を通して地域社会に対する誇りと愛情、地域社会の一員としての自覚を養うこと。つまり、4年生からは広い視野で物事を見て、自分なりの理解を深めることが重要視されるのです。

身近なところでは、飲料水や電気・ガスを供給する事業が、安全で安定的に供給できるように進められていることや、地域の人々の健康な生活の維持と向上に役立っているということも学びます。

毎日当たり前のように使っている水や電気も、それを安全に行き渡らせてくれる人や仕組みがあってこそ。家庭における親からの教えも社会科の勉強として充分に役立ちますね。身近な生活の中で生じた疑問は、そのまま社会科の調べ学習につなげることができます。ガス会社や電力会社のホームページにも、子ども向けにわかりやすく説明しているページがあるので、親子で一緒に調べてみましょう。

□東京ガスホームページ|キッズ東京ガス
□東北電力ホームページ|でんきアドベンチャー

***
まだまだ小さな子どものように見えて、4年生ともなれば学習内容もかなり難しくなります。
そんなとき「うちの子、ちゃんと勉強についていけるかしら……」と不安になるのではなく、子ども自身の“学ぶ力”を信じて見守ってあげることも大切です。また、家庭の中でも学びにつながる機会はたくさんあります。子どもの勉強の「苦手」をちょっとでも「好き」にさせるヒントは、家の中にもあるのです。

(参考)
Benesse 進研ゼミ保護者通信|新学期準備「コレ重要!」

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