子育て情報『「生活習慣」を整えて学力アップ! すぐに効果が出る “子どものためのR-PDCAサイクル”』

2019年6月6日 09:03

「生活習慣」を整えて学力アップ! すぐに効果が出る “子どものためのR-PDCAサイクル”

,『3・4年生用 小学生のための生活習慣力アップノート』,日本能率協会マネジメントセンター.

■RーPDCAサイクル実践方法○「R」(Research)
・まず、自分を知ろう!
自分の性格や得意なこと、苦手なこと、好きなことを知るための「マイページ」をつくります。個性を伸ばし、苦手を克服するために何が必要なのかを把握することが目的です。好きな遊び、好きな食べ物、どんなことをしているとき楽しいのか、1年後の目標、将来の夢や目標を書きましょう。

○「P」(Plan)
・今月の予定を書こう!
予定が一覧できるようにスケジュール帳形式が◎。今月中にどんなことができるようになりたいのか、いつまでにやらなければならないのか、色つきのペンやシールなどで目立つように印をつけましょう。

・今週の計画を書こう!
早寝、早起きをする。ご飯を残さず食べる。算数のドリルを1日2ページやる、など1週間単位での目標を書きます。
そして、1週間の終わりに、目標をクリアできたか見直しましょう。マルをつけてチェックするなど、成果を可視化するのがポイントです。

○「D」(Do)
・計画に沿って実際に行動しよう!
計画通りに行動するのが難しい場合は、状況に応じて変更してもかまいません。

○「C」(Check)
・毎日書き込もう!
日記のような感覚で、毎日書く習慣をつけます。
「今日やることリスト」や「生活チェックリスト」では、犬の散歩をする、家のお手伝いをする、などチェック項目はできるだけ細かくしましょう。クリアしやすいので達成感が得られます。ほかにも「今日のできごと日記」では、絵や文章で1日を振り返ります。最後には必ず「おうちの人からひとこと」を。


・週の終わり、月の終わりには親子で一緒にノートを見ながら振り返りましょう。チェックリストによって客観的に分析できます。

○「A」(action)
・反省点を次に活かそう!
「時間配分がうまくいかなかったから、次回は算数の勉強時間を長めに確保しよう」など具体的な計画を立てます。上記のサイクルを繰り返すことで、生活習慣力がアップして計画通りに行動できるようになります。また、月の終わりに保護者が「できたこと」をフィードバックすると、子どもは自信がつき、自己肯定感アップにもつながるでしょう。

***
生活習慣を規則正しく整えることが、子どもの健康と学力向上を考えるうえで大切なのはわかりきっていても、実際にどこから整えていけばいいのかわからない……。

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