子育て情報『5人に1人が「HSC」。繊細で共感性の高い「ひといちばい敏感な子ども」の特徴とは?』

5人に1人が「HSC」。繊細で共感性の高い「ひといちばい敏感な子ども」の特徴とは?

という揺るぎない気持ちであり、「ありのままの自分に価値がある」と考えられること。HSCである子供の自己肯定感を高めるには、次のようなアプローチがよいでしょう。

敏感さは「すばらしいことだ!」と伝える
HSCの敏感さについて、「とてもすばらしいことなんだよ」と折に触れて教えてあげましょう。もちろん、親自身が本当に「わが子の資質はすばらしいのだ」と心の底から感じることが大切です。もしあなたが少しでも「うちの子は敏感すぎて将来が心配」などと思っていたら、その不安はHSCである子供に伝わってしまいます。ありのままのわが子を誇りに思うことが重要です。「優しい」「深く考える力がある」など、敏感さのメリットを伝えてもよいでしょう。HSCの感じ方や気持ちを受け止める
子供の感じ方や気持ち、意見を尊重しましょう。
たとえば、「このお店のなか、変なにおいがする」という感覚は、親には理解できないかもしれません。でも、頭ごなしの否定はしないようにしましょう。「そうなんだね。買い物を済ませたらすぐに帰ろうね」と、気持ちを肯定することで、子供は「この感覚は間違いではなかった」と安心することができます。この安心感が、「自分は自分でいいんだ!」という気持ちにつながるのです。親が受け止めてあげることで、HSCの子供の自己肯定感はアップしますよ。

HSC子供6


HSCの子供について書かれた本、おすすめ3冊

「もっと、HSCの子供について情報が欲しい」という方におすすめの3冊をご紹介します。

『ひといちばい敏感な子』
「HSCとは?」という概念から、年齢別のアドバイスまで詳しく書かれているので、この1冊でHSCについての基本的なことが理解できます。
「もしかしてうちの子ってHSC?」と感じたら、まずこの本を購入することをおすすめします。子供の敏感さをよい方向に導いていくためのアドバイスが満載です。

『子どもの敏感さに困ったら読む本』
著者は、日本では数少ないHSPの臨床医・長沼睦雄先生。「困ったときの子育てアドバイス」や「こじらせないために親がすべきこと」など、子どもの敏感さに困っている親に向けた助言にページが多く割かれています。神経発達症との違いなどについても詳しく書かれているので、さまざまな不安を抱えた親御さんにおすすめです。

『HSCの子育てハッピーアドバイス』
著者の明橋大二先生は、『ひといちばい敏感な子』の訳者でもあります。

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