親子で楽しむアートの冒険——『意味がわかるとおもしろい!世界のスゴイ絵画』(Gakken刊)
シャネルに「なんか違う」と受け取りを拒否され、ローランサンがブチ切れたと言われています。
著者・佐藤晃子さんからのメッセージ
ダ・ヴィンチの《モナ・リザ》、ムンクの《叫び》、葛飾北斎の《冨嶽三十六景》――世界の名画が教養として注目される昨今、「なんだか難しそう」「見方がわからない」と感じる人もいるでしょう。先入観をもたず、感じるままに鑑賞することこそアートの本質といわれますが、一方で、ある程度の知識がないと、どう感じてよいのかわからない、という人もいるのではないでしょうか。
そこでこの本では、教養として知っておきたい75の名画を厳選し、それぞれの作品や画家に関する知識を紹介しています。「ダリの時計はどうしてぐにゃりと曲がっているの?」「見返り美人図はなんで顔がよく見えないの?」このような作品に隠された謎から、「妹が好きすぎて妹ばかり描いた」「モデルに肖像画の受け取りを拒否された」などの個性豊かな画家のエピソードまで、名画を楽しむヒントが盛りだくさん。また、ほとんどの作品の図版を、見開きをまたいで大きく掲載しているので、実物さながらの迫力を味わうことや、細部をじっくり観察することができます。
芸術の秋に、ぜひ親子で名画鑑賞へ出かけてみませんか?鑑賞のおともに、この1冊を役立てていただけましたら幸いです。***
芸術の秋、アート本を手に取って、気が向いたら美術館に足を運んで、気軽に親子でアートの世界に一歩踏み出してみましょう。
(参考)
(*1)参考:STUDY HACKERこどもまなび☆ラボ|人間の知の基本フレームは、小学生のときに形成される!?新たな美術鑑賞法「対話型鑑賞」が育む7つの力
(*2)参考:佐藤晃子(2023),『意味がわかるとおもしろい!世界のスゴイ絵画』, Gakken.
(*3)参考・カッコ内引用元:STUDY HACKERこどもまなび☆ラボ|子どもの表現力には限界がある。だからこそ「本物」のアートに触れてほしい
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