子育て情報『dデリバリーのパーティーメニューで子どもたちを笑顔に♪』

dデリバリーのパーティーメニューで子どもたちを笑顔に♪

でも、こども食堂に行ったこどもから『楽しかった』という感想が親に伝わると、さらに保護者間で情報が広まって、次回はお友達を連れてきてくれることもあるんですよ。そんな風に広がっていって、本当にこども食堂を必要とする家庭にも情報が届けばいいなと思っています」(村上さん)

こどもたちがいつまでも帰りたがらず何度も来るのは、きっと彼らにとってここが居心地のいい居場所だから。でも、この場所が心の拠り所になっているのは、むしろ親御さんたちのほうかも……と村上さんは言います。

「月2回でも家庭料理を食べさせてくれる場所があれば、働いているお母さんたちは助かるように思います。遅くまで仕事をしている家庭では、お腹を空かせた子どもを夜遅くまで待たせるのも可哀想だし、かといって帰宅してから食事の準備をするのも大変という葛藤がありますからね」

せたがやこども食堂 みっと代表 村上由美さん

せたがやこども食堂 みっと代表 村上由美さん

今後は食事を提供するだけはなく、周囲の大人との付き合いかたや将来について、子どもたちが考える場にしていきたいという思いもあるそうです。

「ただ空腹を満たす場所ではなくて、こういう場だからこそ顔が見える“ゆるい”つながりを広げていけると思っています。たとえば、色々な職業に就いている大人の話を聞かせてもらえば、早くから自分たちの可能性や将来をイメージできる機会になるかもしれない。なにか辛いことがあったときにたまたま大人から聞いた話が心の支えになるかもしれない。
そんな風に“子ども目線”を大切にしながら彼らにとって良い種を蒔いていける場所にしたいですね」

今回はdデリバリーを運営するNTTドコモの社員さんが子どもと一緒になってゲームで盛り上がったり、メオトーク編集メンバーも食事をしながら仕事についてこどもたちから質問されたりする光景も見られました。

こども食堂と聞けばどうしても貧しい家庭、孤食というキーワードが思い浮かんでしまいます。ですが、今回のイベントでは大人と子どもが食事の時間を通じて交流できる場として、こども食堂が多くの可能性を秘めていることを感じることができました。

ライター所感:
数年後には自分の子どもが小学生になりますが、今までどおり仕事を続けていけるのか漠然とした不安があります。地域全体でこどもを見守る、こども食堂のような取り組みがもっと日本中に広まるといいなと思いました。

dデリバリーのパーティーメニューで子どもたちを笑顔に♪おまけのみっと最終版

今回のイベントのチラシ。

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