ギャン泣きしても大丈夫! 先輩ママたちの“保育園初日”エピソード3つ
でも1歳児からの入園は、想像していた以上にキツかったと振り返ります。
『「いろいろ理解しているから、0歳から預けるよりも大変だよ〜」とママ友たちから脅されていましたが、本当にそうでした。
登園初日、娘は吐きそうになるまで泣き、「ママー!ママー!!」と絶叫 。その声は園舎を出ても聞こえるほどでした。身がよじれる思いで走り去ったのを覚えています。
オヤツまで預かってもらう予定だったのですが、お昼ごろ園から呼び出しの電話がありました。「泣きすぎて食事をさせることができないので、ママが来て食べさせてください」とのこと。
駆けつけると、食器をひっくり返しまくり、先生の手をはらいのけて暴れ回る娘の姿が……。
食べることが大好きで、家では何でも機嫌よく口にする子なのに、とまた胸が痛みました』
お子さんが園になじむまでは、どれくらいかかったのでしょうか。
『1週間くらいしてから、泣いている時間が短くなってきて、すこしずつ部屋の中を観察するようになってきたそうです。半年後には、全てのおかずをおかわりし、お昼寝もグッスリ。相変わらず泣きはしましたが、「食べて寝てれば大丈夫」という先生の言葉を信じて過ごしました』
いま、お子さんは年長クラス。
仕事が早く片付き、ちょっと早めの時間にお迎えに行くと、「え〜っ、もうお迎えに来たの!?もっと遊びたいからママだけ先に帰っていいよ!」とさえ言うようになったとか。
そんな姿を、Bさんも先生たちも頼もしく見守っているそうです。
●(3)3歳から預けたCさんの話
30代のCさんは、看護師をしています。お子さんは、3歳から保育園に通い始めました。
『初めての集団生活でした。事前に、保育園とはどういうところなのかよく説明し、それにまつわる絵本なども繰り返し読ませてイメージをつけておきました。
そのかいあってか、初日から堂々たるもの。既存のお子さんたちに引けをとらないくらい、大きな声でしっかり挨拶と返事をし、給食も残さず食べてきました。
夏前までその調子だったので安心していたのですが、先生はことあるごとに「保育園でとても頑張っています。おうちでたくさん褒めてあげてください」と言ってきました』
当時、Cさんはその発言を不思議に感じていました。泣かずにしっかりスタートできたのだから、うちの子は強い子なんだ……そう思っていたそうです。
しかし、秋になると様子が変わってきました。