似てるけど違う? 「保育参加」と「保育参観」で保護者が注意するコト
こんにちは、佐原チハルです。
子どもがお世話になっている保育園。「感謝してもしきれない!」という保護者さんも多いことかと思います。
しかし子どもたちが園で日頃どのように過ごしているのかはなかなかわかりませんし、様子が気になったり不安になったりすることもありますよね。
そこで重要な機会になるのが「保育参加」と「保育参観」です。今回は、保育参加と保育参観について、気をつけておきたいポイントをまとめてみました。
●保育参加と保育参観の違いとは?
名前が似ていますが、この2つには違いがあります。
保育参加は“参加”の文字通り、保護者が保育者として園生活に参加し、保育士の補助 のようなことをします。
『すごく緊張して参加しましたが、保育参加の最中は、子どもたちが「パパ先生」って呼んでくれて楽しかった。子どもたちに助けられました』(30代/4歳の子のパパ)
一方で保育参観は、園で子どもたちが保育されている様子を観察する機会 のことです。
小学校などでの参観日を想像する方もいらっしゃるかもしれませんが、保育園の場合はそれとは違って、保護者は姿を隠していることが多いです。
保護者の存在を隠すことで、より“いつも通り”の様子が見られるようにという配慮のようです。
●保育参加で気をつけておきたいこと
『保育士らしくというか、自分の子どものことだけじゃなくて「みんな公平にしなきゃ」って思ってたんだけど、ある程度は自分の子ども優先でも大丈夫みたい』(30代/3歳の子のママ)
お子さんが2歳のときに保育参加したこちらのママさんによると、やはり自分の親が“ママ先生”になると子どもたちは喜び、一緒に遊びたがったり園のことを教えて親を助けてあげたがったりするのだそう。
それをないがしろにしてしまうのはあまりいいことではないようです。
筆者の子が通う園の担任保育士からも、「保育参加の目的は園でのお子さんの様子を知ってもらうこと」であり、保育士の補助としての仕事を期待しているわけではない ので、緊張しないで大丈夫ですよ……というようなことを言われたことがありました。
気負わずに参加しても大丈夫そうですね。
なお必ず守ってほしいのは、「動きやすい服装・靴を用意すること」「アクセサリー類は全て外すこと」だそう。その点には気をつけて参加しましょうね。
●保育参観で気をつけたいこと
『保育参観については“譲り合いの精神で”としか言えない……。