自然じゃないからダメ!? 帝王切開ママを傷つけた心ない言葉3選
と大層お怒りになったそうです。
元は無痛分娩を希望されていた方なのですから、それも当然ですね。お父さんは、その場で謝られたそうです。
産み方は、確かに関係ありませんよね。それに帝王切開ですと、経膣分娩の痛みを経験することはありませんが、お腹の傷の痛みや産後の回復には“自然分娩”以上に苦労することも多い と聞きます。
「帝王切開は痛くない、楽なはずだ」という思い込みを持っている人がいたら、情報のアップデートを促してあげたいですね。
●(3)「次は頑張って普通に産んであげてね」
『2人目の妊娠がわかったとき、母に言われた言葉です。「次の子も帝王切開で産むつもり?次は自然分娩がいいでしょう?」って』(30代/4歳と0歳の子のママ)
「怠けて帝王切開になったわけじゃないのに、何言ってるの?」と、聞いてすぐは本当に意味がわからず、言葉も出てこなかったそうです。
『帝王切開の後すごく大変だったし、できるなら自然分娩の方がいいよなって私自身も確かに思ってましたけど、あまりに無神経な言い方で』
1人目が帝王切開でも2人目は自然分娩で産めることがある、と芸能人の例を見て知っていたためか、「あんたもそうした方がいいわよ」と強くオススメされてしまったそうです。
『でも私が通っていた病院では、1人目が帝王切開の場合は2人目も帝王切開にするってルールだったんです。母がなかなか納得してくれなかったので、一度一緒に検診に来てもらって、お医者さんから説明してもらっちゃいました。子宮破裂のリスクがあるってお医者さんから聞いて、やっと納得してくれました』
「私も何度も説明したじゃん!」と思ったそうですが、お医者さんがお母さんへの説明を快く引き受けてくれて、とても助かったそうです。
やはり医療のプロである医者からの言葉となると、説得力が増しますね。説得の必要な場面があったら、プロにお願いしてみる という作戦は、有効な場面も多そうです。
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以上、いかがでしたでしょうか。
出産方法って、産まれてくるまではとても大きな話ですし、私自身も「もし次産むなら絶対に無痛がいい!」というこだわりはありますが、それは妊娠のゴールではないのですよね。
産まれてくれることがまず一番で、その後で大事なのは育てることです。愛情も、自覚も、責任も、きっと育てていく中で、保護者の中に育ってくるものですしね。