わが子でもムリ!? 子ども嫌いの夫を持った体験談と対処法
『長男が生まれたときにはあたふたするばかりで、距離の取り方に戸惑っているようでした。もちろん赤ちゃんの世話をすることもなく、泣いていると「泣いてるよ」と他人事のように言ってくるんです。
ただ、次男が生まれたときには別人のようになって、率先してお風呂に入れたりおむつを替えたり……。今考えると、長男のときは私もわからないことだらけで、夫にキツくあたることがあった のがいけなかったのかなと思います。次男が生まれてから変えたのは、夫を褒めるようにしたこと。やっぱり夫は育てるものかもしれませんね』(30代女性/2児のママ)
●子ども嫌いの夫への対処法
子どもを苦手だと感じる夫自身も、なぜ自分が子どもを好きになれないのかはっきりとわからないまま悩みを抱えていることもあります。
「どうしたらいいのかわからない」という場合には、何かひとつ役割を担ってもらう のが効果的です。おむつ交換だったり、お風呂に入れることだったり。
ママに比べ、パパが「自分の子どもなんだ」と実感するのに時間がかかるのは仕方ないことです。
ひとたび実感すれば、まるで別人のように変わることも考えられます。もちろん、失敗することもあるでしょうが、初めてのことですから穏やかな気持ちで見守ることも必要です。
ただし、金銭面や人生設計についての考え方など、夫婦のライフプランを考えた上で子どもを持たないという決断をする男性 もいます。
それを「子ども嫌い」で片付けて一方がムリに進めてしまえば、ミゾが生じてしまう可能性はあるでしょう。
“子どもを持つ”というのは人生において重大なことです。必ず十分な話し合いをもったうえで子どもを作ることが大切ですね。
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いかがでしたか?
「子ども嫌い」と聞くと、まるで人格に問題があるかのように感じる人もいるかもしれませんが、しっかりと向き合うことでその原因がわかったり、対処法が判明したりすることもあります。
子育ては、決して特別なことが求められるわけではありません。まずは夫婦で楽しむことを大切にしてみてはいかがでしょうか。
●文/パピマミ編集部
●モデル/大上留依(莉瑚ちゃん)