相談窓口をチェック! 子どもをネットいじめから守るためにできること
こんにちは。メンタルケア関係を中心に執筆しているメンタルケア心理士の桜井涼です。
ネットを使う子どもが多いため、親にとって「依存」や「ネットいじめ」がないかと不安になってしまうことがあるでしょう。
今回は、“ネットいじめ”にスポットを当てて、 現状や予防対策、いじめ発覚後に子どもをどのようにして守るかなど、さまざまな角度から見ていきたいと思います。
●ネットいじめがないか、こまめなチェックが予防策
インターネットに接続できるような機器(スマホやタブレット、ゲーム機器など)を使わせる時点で、親は定期的なチェックが必要です。
どんなアプリを使っているのか、どんなサイトを閲覧しているのかなどを定期的にチェックすることが、“ネットいじめ”などの危険物に対する早期発見につながります。
文部科学省や自治体にある“いじめ問題対策協議会”やNTTなどの企業が冊子を作っていて、学校で定期的に配布を行い、ネットの使い方のルールやいじめなどに関する学習会も頻繁に行っています。
それでも、言葉・画像などを使っての“ネットいじめ”は起こっています。
中には、匿名という“隠れみの”を着て、凶器となる言葉を放っている場合がかなりあります。
また、ふざけ半分、遊びのつもりという気持ちで、人を傷つけてしまっていることがあることに気がついていないことも往々にしてあります。
このようにわが子が加害者となっている場合もある のです。
そのための家族ルールの設定、チェックなのです。これらは、子どもを被害者にも加害者にもさせない予防策として、ルール決めのときに子どもに話すことをおすすめします。
●ネットいじめの被害者となっていたら
ネットいじめを発見したり、お子さんから訴えがあったりしたら、親はすぐに現状を確認します。
親も子もすぐに消したい気持ちになるでしょう。しかし、消してしまう前に証拠を確保します。
投稿やメールなどを印刷したり、写真を撮ったりしておきましょう。「いつ」「どこのサイトに」「どのように」がわかるようにしておくことで証拠となります。
学校へ相談する場合も証拠があった方が有利 です。
ネットいじめのことは、できるだけ早い段階で下記の相談窓口を利用することをおすすめします。【相談窓口】
・いじめ問題などの相談窓口(文部科学省/24時間子供SOSダイヤル/子ども・親対象)